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クワガタが死ぬときにひっくり返るのはなぜ?死の予兆と長生きさせる秘訣

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クワガタは死ぬ前兆として頻繁にひっくり返るのは体に力が入らない、そして足も弱っているという状態になっているので起き上がれないからなのです。起き上がれずひっくり返ってもがいている様子が頻繁にみられるようであれば、もうすぐ死ぬという前兆の一つです。

他にも餌を食べなくなる、食べるペースが遅くなることや歩き方が不自然でおかしいこと、マットに潜らなくなるというような行動も死ぬ前兆に起こる現象です。

せっかくクワガタを飼うことになったのなら、一日でも長生きして欲しいものです。

越冬できる種類もいますので、この記事で長生きさせるポイントを勉強して育ててあげてください。

今回の記事では、

  • クワガタが死ぬときにひっくり返るのはなぜ?弱ったサインの見極め方
  • クワガタの種類ごとの寿命とは?
  • 弱ったクワガタを長生きさせるケア方法とクワガタが快適な環境とは
  • 大切に育てたクワガタが死んでしまったら…

などを紹介していきますので、クワガタを飼っている方、クワガタの様子がおかしいと心配になっている方などはぜひ最後まで読んで情報をGETしてください。

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クワガタが死ぬときにひっくり返るのはなぜ?弱ったサインの見極め方

クワガタは死ぬときに頻回でひっくり返りもがきます。これは苦しんでいるというより、体や足腰が弱っていて力が入らず起き上がれない様子なのです。

ただひっくり返っているのではなく、もがいている様子が見られたら死の前兆と言えます。

ひっくり返っているのは足腰が弱っているとお伝えしました。しかし実は昆虫は弱っていなくてもひっくり返ること自体は多いのです。問題は起き上がれないということです。

昆虫の重心というのは胴体にあってその胴体から足がでていますよね?ですので、平たい反対側の背中側にひっくり返りやすい習性があります。ですので、よく道で見かける死んでいる昆虫などはいわゆる仰向け状態になっていることが多いのです。

また、昆虫は死ぬ時には人間と同じく体が固まり足が縮むのですが、縮んで固まってしまうと足がまっすぐにならないため、ひっくり返るということになります。

クワガタの弱っているサイン

クワガタが死ぬ前兆ではなくても何らかの原因で弱っている時のサインは以下の通りです。

  • 餌を食べない、食べるペースが遅い
  • ひっくり返りが多い
  • 歩き方がおかしい
  • マットに潜らない

このサインは必ずしも寿命でなく、環境や餌が原因で一時的に弱っているということも考えられますので、復活する場合もあります。

餌を食べない、食べるペースが遅い

餌を食べなくなる、食べるペースが遅くなる時は、死ぬ前兆か冬眠が近づいた時、環境が悪いことによる体が弱っている状態、もしくは餌に問題があります。

冬眠の場合は気にすることもないですが、環境が悪くての食欲不足なら環境改善で復活が見込めます。死ぬ前兆であればそっとしておいてあげましょう。

はじめは食べたのに急に食べなくなるのであれば、もしかしたら餌に問題があるのかもしれません。いつもと同じ餌だとしたらその餌自体が汚れていたり古くなったりしていなか確認してください。

クワガタは潔癖のようなところがあるので汚い、古い餌が食べられません。ただし一度きれいにしてあげる、新しいものと取り換えることで食べたならまったく問題ありません。

ひっくり返りが多い

前述しましたが、ひっくり返りが多くなると寿命が近づいているサインになります。

飼育ケースの中にとまり木など足でつかめるものがないと元気でも転倒はします。足場があってのひっくり返りなら死ぬ前兆です。

死ぬ前兆以外でひっくり返りが頻繁な時はもしかしたら足にけがをしていないでしょうか?クワガタ同士での喧嘩で足をかまれたりして欠損していることが稀にありますので確認してみてください。

歩き方がおかしい

足を引きずる感じやふらふらしている様子が現れると普通に足が弱っているのは確かです。

足が弱っているということは、前述してきたような寿命が近いサインか、クワガタ同士の喧嘩での足の欠損が考えられます。

マットに潜らない

ついさっきまで動いていた様子があったのに動きが急速に鈍くなって土に潜らなくなったら良くない状況です。

マットが乾いてしまっていて環境が悪くなっているのかもしれません。マットを触って確認し、霧吹きで水分を与えてかき混ぜてあげましょう。

そのまま乾燥して放っておくと急速にクワガタは弱っていきますので注意してください。

クワガタ死の前兆と見分ける方法

クワガタの死期が近いことと、弱っていて改善が望める状態であることとは似ている症状なので見極めが難しいのです。

いくつか以下を試してみてください。

  • ひっくり返った状態を手で起こしてあげてまたひっくり返るかどうか?
  • 軽く触角に触れてみて反応があるかどうか?
  • 反応がない場合爪がチクチクしているかどうか?

上記3つを試してみてください。

ひっくり返した状態を治してあげてもまたひっくりかえるなら死の前兆です。触覚に触れて反応がなければ死の前兆か冬眠です。反応があれば防衛をしている状態です。

反応がない場合は爪がチクチクしているか確認してみてください。チクチクしている状態であれば冬眠でしょう。

さらに死んでしまったら独特な匂いがするので、爪が弱っていて匂いがするようであれば死んでいると判断できます。

そうではないことを祈りたいですね。

クワガタの種類ごとの寿命とは?

クワガタには種類が多くありますが、そのクワガタにより微妙に寿命が違います。いくつかの種類の例を紹介します。

  • 2.3ヶ月:ノコギリクワガタ
  • 3~4ヶ月:ミヤマクワガタ、マルパネクワガタ
  • 1ヶ月~半年:ルリクワガタ、オニクワガタ
  • 1年~2年:ヒラタクワガタ、スジクワガタ
  • 2年~3年:オオクワガタ、コクワガタ

日本で子供に大人気のクワガタと言えばノコギリクワガタです。自然の場所でも捕まえる事ができるほど生息しています。そのノコギリクワガタは一番寿命が短く越冬できません。

種類によって寿命が違うのですが、幼虫の期間が違うので、幼虫の状態で1年を過ごすクワガタは1年型と言われ、2年を過ごすクワガタは2年型と呼ばれています。

そしてクワガタは雄と雌で寿命に違いがあり、雌は雄より数ヶ月単位で長生きします。

弱ったクワガタを長生きさせるケア方法とクワガタが快適な環境とは

クワガタの場合、弱っているときはほとんど寿命の前兆なのですが、稀に弱っているだけで、ケアして復活することがあります。

寿命ではない理由で弱っている時に考えられる要因は、環境が良くないことです。その環境を整えてあげるだけで改善されます。もうひとつは餌が原因のこともあります。以下の弱る要因を紹介しますので、もし弱っていたら改善をしてあげてください。

飼育場所

まず飼育ケースの大きさがクワガタの大きさに合っているか確認です。できるだけ余裕がある大きさのケースで飼育してあげる事がよいでしょう。

また数匹飼いする場合、性別が同じクワガタを同じケースに入れると喧嘩をすることがあり、雄と雌とずっと入れておくと繁殖活動で体力の消耗が考えられます。

できれば1ケースに1匹ずつ入れて余裕をもって飼いましょう。

飼育マット

クワガタは潔癖なほどのきれい好きです。マットが汚れていたりすると弱ってくることもあります。

まずはクワガタ専用の飼育マットを使うこと、そしてだいたいケースの4分目までマットを敷いて潜ることができるようにすることです。

またマット自体にある程度湿気が必要なので時々霧吹きで水分をしみこませましょう。

使用している中で排泄物などで汚れてきたり匂いが強くなってきたらマットを交換してあげましょう。

ケース内アイテム

ケース内のアイテムとして、「登り木」「樹皮」などが必要です。

このようなアイテムが準備されていないと、クワガタは転倒してしまい起き上がれずそのまま死に至ることもあるのです。さらに捕まるものがないとうまく餌を食べられずに弱っていくケースもありますので、アイテムはそろえてあげましょう。

基本的にえさは昆虫ゼリーを与えておくと間違いはありません。

スイカなどを与えている様子を見かけますが、スイカだとケース内、マットが汚れますので不衛生なクワガタの好まない環境になってしまいますので専用の昆虫ゼリーを与えておくことをお勧めします。

併せて餌は切らさないことが大事で、目安としては週に1~2個のゼリーを消費すると考えておきましょう。

そして残ったまま時間だけが経過していくと、餌にコバエた虫が湧いてきて不衛生な状況になりますので、タイミングを見計らって新しい餌と交換しましょう。

温度管理

クワガタの飼育に適した温度は常温で30℃以下を目安にしておきましょう。クワガタを大きく育てたいときには、春から夏にかけては20℃~25℃、秋から冬は18℃~20℃設定にしてあげてください。

種類によっても数度だけ適温が違います。

  • ノコギリクワガタ・・・20~30℃
  • ミヤマクワガタ・・・16~20℃
  • オオクワガタ・・・18~23℃

クワガタは何より高温に弱いことを念頭に置いておいてくださいね。

そして、クワガタの種類の中でも越冬飼育が必要なのがコクワガタ、オオクワガタやヒラタクワガタです。この3つの種類に対しては冬の間にいかに冬眠をしっかりできるかにより寿命の長さが変わりますので、寒さを感じさせて冬眠を促しましょう。

冬眠しようと思う温度としては10℃いかになるときなので、冬は10℃以下の管理を心がけましょう。

湿度管理

昆虫全般がそうですが、特にクワガタは湿度を保つことが重要です。

1週間に1.2度、霧吹きで土を湿らすようにしましょう。

逆に湿度が多すぎると土が腐り虫が湧いてきますので不衛生な環境になりクワガタを弱らせますので、適度な湿度をキープしておくようにしましょう。

弱っているクワガタを復活させるには?

弱ったクワガタは寿命でなければ復活させることは可能です。

主に弱っているのは、「不足」によるものです。水分不足か栄養不足か換気不足なのです。

まず弱っているクワガタに水分を与えます。飲ませるというより、霧吹きで体全体を湿らせる感じです。

クワガタは乾燥が強くなるにしたがって体が硬くなっていきますので傷つきやすいからだになってしまうのです。

やさしく全体に少し霧吹きすることと、あとは土やケースの中の湿度も高めてあげましょう。

そして栄養不足の解消は、昆虫ゼリーもたくさん種類がありますが、栄養価が高いもの、保存料や着色料が使われていないものがあるので、そういう質の良い餌を与えてあげてください。

その後は乾燥しすぎず、湿らせすぎず、通気性の良い環境を作ってあげて、さらに世話をしすぎないように注意しながら様子を引き続き観察してください。

大切に育てたクワガタが死んでしまったら…

クワガタが弱って、いろいろ対処をしてみたものの、やはり力尽きて死んでしまった場合は、処分まで丁寧にしておきたいものです。

一般的にクワガタが死んだ場合の対処法は以下のようなものがあります。

  • 家庭の庭など土のあるところで埋める
  • 標本にする
  • 供養依頼
  • ごみとして処分する

ゴミとして処分を避けたいとは思いますが、一番多いのも現実です。

しかし庭など土があるならなるべく土に返してあげたら良いかと思います。

もしお子様がいるなら、命の大切さとともに標本を作って保管するのも良い方法ですよね。

下記のような標本キットで簡単に昆虫標本ができるキットが販売しています。

標本を作成して、夏休みの宿題に活用してもよいかもしれません。

一番丁寧な方法は供養依頼で、ペット葬儀を営んでいる業者の中には昆虫葬儀をしてくれる業者もあります。

少ない期間とはいえ一緒に生きて大切に育てたカブトムシなので、供養してあげるのも良いですし、それを子供に見せる事も意味のあることだと思います。

供養や埋葬は、郵送でも対応してくれる業者が多いのでぜひ一度HPなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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