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ゾウリムシを自然発生させる方法|キャベツを使って簡単にたくさん発生させるやり方

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ゾウリムシはキャベツを使って培養させることが可能です。

プラケースやペットボトルを活用し、水と牛乳とちぎったキャベツを入れ、一定の温度を保ち2.3日経過させることでゾウリムシが培養されます。

ゾウリムシは無性生殖による分裂、栄養分がある水を取り込んで増殖などが基本で、自然に発生するというわけではありません。

しかし人間が手を加える事で増殖させることは可能なのです。ただしちょっとしたことで死滅してしまうこともあるためぜひこの記事でゾウリムシの上手な増やし方を覚えて行ってください!

今回の記事では、

  • ゾウリムシを自然発生させる方法~キャベツ偏~
  • ゾウリムシをレタス・ホテイ草・マツモ・アナカリスなどで培養する方法
  • ゾウリムシをエビオスで培養する方法
  • メダカやグッピーの稚魚に与える際の注意点は?
  • あらためて知っておきたいゾウリムシのこと

などを紹介していきますので、ゾウリムシを増殖してみたい方、稚魚育成のためにゾウリムシを増殖したい人などは最後まで目を通してみてください。

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ゾウリムシを自然発生させる方法~キャベツ偏~

ゾウリムシはキャベツによって培養することが可能ですが、多くの培養には不向きなので念頭に置いておいてください。

準備物

  • プラケースかペットボトル
  • 飼育水
  • キャベツ
  • 牛乳

培養手順

プラケースかペットボトルに真水ではなく、飼育水を入れる

  1. 1ℓの飼育水に対して牛乳を1滴入れる
  2. キャベツの葉を適当にちぎって入れる
  3. 水の温度は25度前後にしておく
  4. 水温をキープしたまま2.3日置いておく

とても簡単ですよね。

ただ置き場所の環境が悪ければ培養してもすぐに死滅する恐れがあります。環境としては、日光のあたらない涼しく薄暗い場所を選ぶことと、蓋をしっかりしすぎず軽く乗せるだけにしておくことです。

  ゾウリムシは自然発生する?

ゾウリムシは基本的に田んぼや沼などに生息していている単細胞生物です。顕微鏡を使うか、かなり間近で見るかでないと見えない生物でもあります。

ゾウリムシは厳密にいうと自然発生をするわけではなく、無性生殖の分裂での増加、栄養分がある水に自ら入り増殖するなどをして発生をしています。

ゾウリムシをレタス・ホテイ草・マツモ・アナカリスなどで培養する方法

ゾウリムシをレタスで培養するには、上記キャベツとやり方はあまり変わりません。しかし、ホテイ草・マツモ・アナカリスなどの水草であれば、水槽内で自然に増殖するという流れですので特別なことをしなくても良いのです。

レタスで培養

  1. ペットボトルかプラケースに飼育水を入れて牛乳を一滴たらす。
  2. レタスを細かくちぎり入れる
  3. 直射日光が当たらないところにおいて2.3日様子をみる

前項のキャベツがレタスになっただけですね(笑)

こちらの場合もそこまで数量は多く培養にはならないようです。

一説だと、米のとぎ汁を使うと良いという話もあるようです。

室温などを一定に保ち直射日光を当たらない状況にあれば、2週間前後でペットボトルにはかなりゾウリムシは増えています。そのあとは減っていく一方なので、また違うペットボトルで作るということになります。

ホテイ草・マツモ・アナカリスで培養

ゾウリムシの餌という扱いでホテイ草やマツモ、アナカリスで増やすことは可能ですが、特別にすることはなく、ゾウリムシのいる水槽にそれらを投入しておいて、ゾウリムシが餌として栄養を蓄えていき自然に増えるのを待つ感じですね。

この3つの中ではホテイ草が一番ゾウリムシにとって栄養になるので、増殖に向いている水草と言えるでしょう。

もともといたゾウリムシがさらに増殖するという考え方で上記の水草を用います。要するにマツモ、アナカリスのある水槽環境にゾウリムシがいなければ増殖不可能であり、水草は増殖をゾウリムシに促す役割を果たすということですね。

ゾウリムシをエビオスで培養する方法

ゾウリムシをエビオスで培養する方法もありますし、この方法は確実です。

準備物

  • 飼育水かカルキ抜きした水
  • 2ℓの空のペットボトル
  • エビオス錠

培養環境としては前述と同様、直射日光が当たらない日陰で、水温を20~25℃で保つことです。

温度が低いと培養スピードが遅くなり、高い場合は早いのですが、水質悪化で死滅するなどの恐れもあるので適温をキープしましょう。

培養の流れ

  1. 2ℓペットボトルに飼育水、カルキ抜きした水のどちらかを6割ほど入れる
  2. ゾウリムシが入った水を2割いれる
  3. エビオス錠を1錠入れる
  4. キャップをしっかり閉めてペットボトルを振り酸素を回す
  5. キャップを外して日陰で保管
  6. 一日に1回、ペットボトルを10回ほど振ることを繰り返す

上記をすることで約3.4日で培養します。

 

メダカやグッピーの稚魚に与える際の注意点は?

ゾウリムシはメダカや稚魚などの餌になるのは有名な話ですよね。

ただしゾウリムシを与える際には注意点として以下のようなものがあります。

  • スポイトを使って与えること
  • 少しずつ与える事

たくさん入れてしまうことで水質悪化を招くので、少しづつ少量を針子容器に与えましょう。

 

スポイトで少しづつ入れると、針子が寄ってきて食べているのが観察できると思います。

与える場合にコーヒーフィルターで、培養した液体を濾してから与えるという人もいます。エビオス錠などで培養した場合は、エビオス錠のカスが沈殿したりするのでそれを越す目的がありますが、与える量に気をつければ、そこまで神経質にならなくても問題はありません。

めだかの針子の餌として、とてもいいゾウリムシですが、 生後10日間〜2週間程度まではゾウリムシメインで与えると良いでしょう。サイズが1cm近くになってきたら、徐々にミジンコや粒の細かな粉餌を併用し切り替えていくのがおすすめです。.

あらためて知っておきたいゾウリムシのこと

ゾウリムシは真核生物に分類される単細胞生物の一種で、体に 繊毛(せんもう)と呼ばれる短い毛が生えているのが特徴です。ゾウリムシは繊毛を動かして移動することができ、らせん状にぐるぐると回転して泳ぎ回ります。

ゾウリムシの名前は、動物学者の川村多実二が英語名の「slipper animalcule」のslipper=スリッパを草履と訳したことに由来しています。ゾウリムシは収縮胞と呼ばれる細胞器官が体の前後に合わせて2個あり、それを用いて浸透圧の調整を行っています。

ゾウリムシという名前から平べったい姿を想像する人も多いですが、 実は細長い筒状の体になっています。

ゾウリムシの 大きさは0.1~0.3mm程度と非常に小さく、肉眼でギリギリ見えるか見えないかくらいの大きさです。

ゾウリムシは700回細胞分裂すると寿命をむかえて死んでしまうと言われています。ゾウリムシは育成する環境にもよりますが、1日に2~3回程度分裂します。

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