「アフィリエイト広告を利用しています」

ハナミズキの花が咲かないで葉っぱばかりの時の原因と対処法とは

スポンサーリンク

ハナミズキが花を咲かせず葉っぱばかりになる時の主な原因は下記の7つです。

  • 剪定ミス
  • 肥料不足
  • 日照時間が足りない
  • 育てている環境が寒い
  • 去年たくさん花が咲いた
  • 木が若い
  • 病害虫

このように花が咲かないのは育て方とハナミズキそのものの性質が関係することがあります。

対処法としては、下記の5点に注意すること、

  • 剪定は花のつぼみが確認できる秋以降にすること。
  • 1月~2月の間にしっかりと追肥すること。
  • 半日蔭でかまわないので適度な日照時間を確保すること。
  • 寒冷地であれば鉢植えで越冬は室内ですること。
  • ハナミズキの性質を利用して根切りをすることなどがおすすめです。

併せて病害虫については詳しく説召しているのでチェックしてみてください!

今回の記事では、

  • ハナミズキの花が咲かないで葉っぱばかりの原因はなに?
  • ハナミズキの花が咲かないで葉っぱばかりの対処法とは?
  • ハナミズキを育てる際に気を付けたい病害虫とは
  • ハナミズキの花がきれいに咲く上手な育て方!
  • あらためて知っておきたいハナミズキのこと

といった内容を説明していきます。ハナミズキの花が咲かないで葉っぱばかりで困っている方にはぜひ最後まで読んでいただくと復活させることも可能になりますよ。

スポンサーリンク

ハナミズキの花が咲かないで葉っぱばかりの原因はなに?

ハナミズキが咲かないと言う時にはいくつも原因が考えられるのです。大きく2つに分けると、育て方とハナミズキの性質によるものです。

  • 剪定ミス
  • 肥料不足
  • 日照時間が足りない
  • 育てている環境が寒い
  • 去年たくさん花が咲いた
  • 木が若い
  • 病害虫

剪定ミス

ハナミズキの剪定ミスでありがちなのは、「花芽ごと切ってしまう」というケースです。ハナミズキを上手に育てるうえで剪定は必要です。

ハナミズキの花の芽は8月の夏に出てきて大きくなっていき翌年に花を咲かせるという流れです。夏にかけて木はとても大きくなり枝もかなり成長するので、すっきりしたい、邪魔だと感じて切ってしまうケースがあるのですが、これが花芽を落としている可能性のある剪定になります。

なぜならこの時期の花芽はかなり小さく見つけることが困難なので、気づかないで切ってしまうからなのです。花が咲かないのも花芽を切ったからだと気づかないままの人も多いのです。

そのため、剪定は夏は我慢して、秋になりつぼみの存在をはっきり認識してから、つぼみを切らないように剪定することが望ましいでしょう。

肥料不足

ハナミズキの肥料は一年に一度が基本です。

どの花も同じですが、花をつけるためには常に栄養、エネルギーが必要です。そのため一度咲いたハナミズキを次の年に咲かせたいと繰り返しているともちろんハナミズキ自体の体力は少なくなります。それを肥料で補う必要があるのです。

肥料を施すのは、1月くらいの時期で、肥料は油かすや牛糞、もしくは化成肥料がおすすめです。さらに、花が咲いていないハナミズキであれば、「ニワユタカ」という肥料セットが評判です。

この肥料は樹の勢いを回復してくれる肥料で栄養たっぷりの肥料なのです。そしてこのニワユタカには、2種類の肥料がセットになっており、栄養肥料と補助肥料があります。この二つを一緒に施すことで肥料の吸収も高めてくれるという優れた肥料セットなのです。

日照時間が足りない

基本ハナミズキは日当たりの良い場所がおすすめです。日照時間が足りないと花が咲かないので、日陰などで育てているのであれば場所を移動して日当たりをよくし、なるべく長く日を当たることができるようにしてあげましょう。

ただし、ハナミズキは半日陰でも育てられると言われているだけに、あまりにも日が強く当たりすぎると葉焼けを起こしますので、適度な日当たりを心がけましょう。

育てている環境が寒い

ハナミズキの性質としてそもそも寒さに強くはないのです。日本の寒冷地ではなかなか花が咲かないと言われています。

寒冷地や比較的寒い地域で育てるなら鉢植えで室内飼育をおすすめします。

去年たくさん花が咲いた

ハナミズキの性質として、去年たくさん花が咲いた翌年には花が咲きづらいということがあります。

いわゆる「隔年開花」類の植物ですね。隔年というだけに一年おきの開花なのです。ハナミズキは翌年も咲かせることもあるのですが、基本的には隔年開花の植物だと思っておきましょう。

ただし、翌年咲かせることもあると言ったのは、花の咲く量を少なくする調整をすることで毎年楽しむことも可能になります。

木が若い

ハナミズキの性質として、根付くまでに3年という月日を要する時間のかかるところがあります。根を完全に張って養分をしっかり吸い上げていくことができていないとなかなか植物は育ちません。

ハナミズキは特に木が若い時にはしっかり根が張られていないので花が咲かないことがけっこうあるのです。しかしこれは時間的に早いということであり、時間経過とともに待てば咲くということです。

病害虫

ハナミズキの花が咲かない原因のひとつに病害虫の影響があります。

気を付けたい病気は「うどんこ病」「とうそう病」「灰色カビ病」「斑点病」「白紋羽病」の5種類。気を付けたい害虫は「コウモリガ」と「カイガラムシ」です。

対処法などのちほど詳しく解説していきますが、病害虫が原因で木を枯らしてしまうため、花を咲かせないのです。

ハナミズキの場合は、害虫が花を食べてしまい咲かないということもあり得ますので気を付けていきましょう。

病気にも害虫にもよく効く薬剤があるので症状が出たら対処してあげましょう!

ハナミズキの花が咲かないで葉っぱばかりの対処法とは?

ハナミズキの花が咲かないで葉っぱばかりになる対処法として育て方が原因の場合は適している育て方をしましょう。

まず、日照時間が足りないようであれば日当たりの良い場所でなるべく長い時間日が当たる場所に移動してあげます。もし寒冷地で育てているなら鉢植えに変更し、室内で育てるようにしましょう。

さらに栄養不足も考えられますので、肥料を与え栄養を回復させることです。

また昨年にたくさん花を咲かせた、もしくは剪定をミスしてしまったのであれば隔年開花に希望を見出し、一年上手にケアしてあげましょう。

もうひとつハナミズキならではの花が咲かないときの対処法があります。それは「根切り」をすることです。ハナミズキだけではないのですが、根っこを切ることで木の成長を抑えることができます。成長を抑えることでその分の栄養が新芽に向かうので花芽が出しやすくなるのです。

根っこを切って成長を抑えることで植物にかなりのストレスをかけることになります。そのストレスによって木は子孫を残すために必死になりますので花が咲くようになるのです。

根切りは5月くらいの成長期に行うようにします。

やり方としては以下の通りです。

  1. 根本から15㎝ほど離れた場所から土に向かってスコップを斜めからいれて根っこを切る。
  2. ①の作業を四方行う
  3. 支柱を添えておく

ハナミズキを育てる際に気を付けたい病害虫とは

ハナミズキは決して病害虫に強いという性質ではありませんので、どちらも注意してみていく必要があります。しかしちゃんと対策をしていればきれいな花を咲かせますので安心してください。

ハナミズキの注意する病気

ハナミズキの注意する病気で一番多いのはうどん粉病です。

その他ではとうそう病や灰色かび病、斑点病、白紋羽病があります。

うどんこ病

症状:その名の通りうどんの粉のように花や葉っぱが白くなり、その白さがだんだん濃くなっていきます。葉っぱが全体的に白くなると光合成ができなくなるので生育不良となり花が咲かないようになってしまいます。

対処法:まず発病が全体でなければ、その発病している部分を切り取ります。全体に行きわたっているようであれば薬剤を使います。

おすすめの薬剤は、「カリグリーン」です。このカリグリーンは人と環境にやさしい炭酸水素カリウムが主成分で有機農産物栽培に使えるものです。

 
散布した後は病気の対処をする上に、不良環境に対する抵抗性を増すなどの作用のあるカリ肥料としての働きもあるのでお勧めなのです。

とうそう病

症状:とうそう病はかさぶたのようなものができる病気で、葉っぱや茎の部分に白い斑点が発生してきて緑色にかこまれたような突起物が発生してくるのです。全体に広がることで花が咲かなくなります。

対処法:一か所のみの集中発生であればその部分の枝や葉っぱを切り取ってしまいましょう。もし病原が広がっているようであれば薬剤を散布しましょう。

おすすめの薬剤は「トップジンM」です。トップジンMは 花や野菜、庭木を含めた病気治療に優れた効果があるうえに、予防にもなるので良いのです。

灰色かび病

症状:その名の通りカビなのですが、見た目的には灰色の粉状のものが発生して花びらなどにシミができます。病気の進行で葉っぱが黒くなり枯れているように見えます。その状態が続くと花は咲かなくなります。

対処法:病変した部分を取り除いて、焼却しておくことが大事です。取り除いた部分を庭などに放置しておくと、その土から病気がまん延してしまうことになりますので注意してください。

もし全体的に病気が進行してしまっているなら薬剤対処ですが、こちらもうどんこ病同様に「カリグリーン」で、葉っぱ全体を洗い流しましょう。

斑点病

症状:斑点病という名前だけに小さな褐色の斑点ができてきて、その斑点が大きくなっていきます。そしてさらに進行すると葉っぱが黄色に変色し、黒っぽくなっていき、葉っぱが枯れ、全体の成長を止めることで花を咲かせることができません。

対処法:まず病気になった部分を細かく葉っぱや茎を除去してさらに周辺の土ものぞきます。そして最終的には薬剤散布を1週間の間に2.3回散布をするとよいでしょう。

散布薬剤のおすすめは「アミスターオプティフロアブル」です。この薬剤は、アゾキシストロビンとTPNの2つの有効成分を含む殺菌剤で、幅広く、安定した効果を発揮してくれるのでお勧めです。

白紋羽病

症状:根っこなどに寄生して根っこを腐らせる病気です。見た目的には芽が出るのが遅い、茎が伸びない、葉っぱが黄色いなどの症状が現れて生育不良となり、ひどい場合には木がダメになってしまうのです。

対処法:もし、白紋羽病だとわかった場合は70℃前後の温度があるお湯を土に流します。そして地下の温度を上げていきます。温度計で45℃をキープできるようにしましょう。

そして最終的には消毒として使う薬剤のおすすめはとうそう病と同じく「トップジンM」です。

ハナミズキの注意する害虫

コウモリガ

症状:コウモリは、幼虫が枝や幹を食べ始めてどんどん形にとらわれず食害していきます。そして糞を糸で絡めてその糸を紡いで覆っていくのです。だんだん木の芯に近づき食害していって、最終的には枯死にまでつなげてしまうので花を咲かすことがができなくなります。

対処法:まず、幹の一番太い中心近くの除草をしてください。もしコウモリガそのものを見つけたら針などで刺して退治して、そのあとに薬剤を散布してください。

薬剤でお勧めなのは、「ガットサイドS」です。

ガットサイドSは有機リン系の殺虫剤で、 穿孔性害虫の食入や産卵を防止してくれてさらに、成虫の脱出を阻止してくれるという効果があります。

カイガラムシ

症状:カイガラムシは枝などにくっついて木の汁を吸っていいき、木全体を衰弱させます。さらにカイガラムシの糞によってすす病が発生することもあります。

対処法:カイガラムシを見つけたら歯ブラシのようなブラシでこすり落とし、付いている枝を切り落としてしまうのが良いでしょう。

その後に薬剤散布をするとなお安心です。おすすめの薬剤は、「アースガーデン いろいろな植物つよし」です。

すごい心強い名前の商品ですよね(笑)スプレータイプの殺虫剤です。葉の裏などにもしっかり浸透して効果を発揮しますし、どんな植物にでも使えるスプレーとなっています。

ハナミズキの花がきれいに咲く上手な育て方!

まずハナミズキの最大の特徴としては日当たりを好みます。しかし日当たりが強すぎると葉焼けを起こしますので適度に時間をかけて日に当てることです。

さらにもうひとつ、寒さと乾燥に弱い植物なので、寒冷地では鉢植えで室内生育が好ましく、適度な湿度がキープされている場所に置くようにしましょう。

ハナミズキの植え付け

ハナミズキの植え付けは11月~3月くらいがちょうど良いです。

大き目の穴を掘って、穴の一番下の部分に緩効性の肥料と土を混ぜたものを入れ込みます。その中に苗木を置いて土をかぶせましょう。

もし枝が細いようであれば支柱もしてあげると良いですよ。

土作り

ハナミズキの好む土は、水はけが良いうえに水持ちがよい土です。最初植え付けの時にはうまく水分吸収ができていないところもありますので、夏の暑いうちは一日に一度水やりをして土を潤しましょう。

水はけが悪い土壌であれば牛糞などを施してケアをしておきましょう。

水やり

ハナミズキの水やりは、まず植え付けをしたときにたっぷり水をやります。その後は水やりは不必要になりますが、乾燥する時期が長期間続く、もしくは真夏などは土が完全に乾いてしまう様子であれば水やりをしておきましょう。

肥料

ハナミズキには肥料は必須です。

肥料の種類としては、カリとリン酸です。冬の時期に粒状の堆肥を穴を数か所あけて与えましょう。ハナミズキは栄養が足りてないと花を咲かせませんので肥料は忘れないように与えることをおすすめします。

剪定

ハナミズキの剪定はどうしても枝が伸びすぎたり葉っぱが多すぎて風通しが悪い時には多少剪定する程度にしておきましょう。花の終わり時期の5月の下旬がおすすめです。

あまり暑い時に剪定をすると樹が弱ってしまう恐れがあるのでまだ暑さがない時に行うことが好ましいのです。

本格的な剪定は冬の時期にしてほかの季節は積極的にはしないという基準にしておきましょう。

ハナミズキの剪定をするなら、理想の高さを決めてそれより多少低いぐらいに剪定していきます。

理想の高さに近い枝別れてしているところの下で主幹を切り、太い枝を選定していきましょう。太い枝が終わり次第、細い枝を付け根付近から剪定していきます。

剪定が完了したら切り口には癒合剤を塗っておくことをお勧めします。。

あらためて知っておきたいハナミズキのこと

原産地:アメリカ

種目:落葉高木

大きさ:5m~10m、横幅は3~7m、葉っぱは6~10㎝

別名:アメリカヤマボウシ

4月~5月ころに花をさかせ、10月に赤い実をつけ紅葉し一年じゅう鑑賞できる花として有名です。

花言葉は以下の通りです。

  • 返礼
  • 私の想いを受け取ってください
  • 華やかな恋

樹の寿命としては80年前後と長いものとなっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました