クリックポストの受け取り場所の変更は、差出人側だけができることであり、受け取り側では場所変更はできません。しかし不在配達になった場合一度だけ場所の相談が可能です。
日時の都合が悪い場合の時は、一度不在票で受け取ってからのやり取りになるか、受け取り拒否をして差し出し人に戻して改めて配達してもらうかのどちらかになります。
不在票が届いていた場合は、配達の人の再配達連絡を待つことになりますが、この連絡の時に唯一受け取り場所の指定を郵便局でできますが、この1回のみがチャンスです。
詳しく流れを説明しますので是非チェックしてみてください!
クリックポストを使い始める時はみんな難しいと思っているので手が出づらいのですが、実は一度使うと手続きなども簡単で便利なのでぜひこの記事で使い方をマスターしておきましょう♪
今回の記事では、
- クリックポストの受け取り場所は変更できる?
- 場所変更したときのクリックポストの受け取り方は?
- きちんと知りたい便利に使えるクリックポストのこと!
を紹介していきますので、クリックポストを使ってみたい方、やりとりの相手がクリックポストを使用している方はぜひ最後まで読んでクリックポストの疑問を解決してください。
クリックポストの受け取り場所は変更できる?
クリックポストの受け取り場所変更に関しては、差出人のみが可能であり受け取り側では変更は一切できません。
ただし不在配達になったときだけ一度変更が可能となっていますのでその流れを説明します。
受け取り側
受け取り側としては、一回目とりあえず荷物が配達されるまでは、何もできないので、とりあえず配達を待つのみです。
基本的に、郵便局のサービスなので、荷物はポスト投函です。
ポストに入らない時にはふつうの荷物と同様、呼び鈴で対面の手渡しになります。
もし不在の場合は、不在連絡票が入っているところまでは通常の荷物配達と同様です。
しかしここから、再配達となる時に通常普通の荷物なら不在連絡票から受け取り側が連絡するのですが、クリックポストの場合は、配達する人から再配達の連絡を待つという仕組みになっています。
その再配達の連絡がきたときに、唯一受け取り場所の変更が可能で、郵便局に指定するなどこの1度のみ相談が可能です。
差出人側
クリックポストを使用するときに、最初は住所先に配達するつもりだったけど配達中に郵便局留めに変更したい!となったら、差出人側では「手順発送前」であれば変更可能になります。
要するに、ラベルに届け先の住所など印字した後でも、もし発送していなければまだ変更は可能ということです。
しかし、ラベルを修正するのは禁止となっているので、改めてラベルを作成し直す必要があります。
もし発送してしまっていれば郵便局留めでも変更は不可能になりますので気を付けてください。万が一どうしても局留めにしたい時には、「取り戻し請求」が必要となり、一度荷物を戻すことになりますが、受け取り人が受け取る前に配達は止めることは可能です。
もし、取り戻し請求をするなら以下のような流れになります。
- ポスト管轄の郵便局に電話
- 郵便物の内容、詳細を伝える(差出年月日、荷物の種類、住所、氏名など)
- 郵便局窓口に取り戻し請求書を提出する(本人確認書類が必要)
- 荷物が発見され次第クリックポストを取り戻す
という流れになっています。
場所変更したときのクリックポストの受け取り方は?
まず基本的に場所変更があっても、郵便局か変更された新しい住居のみが受取先なので、ポスト投函受け取り、郵便局に取りに行くのみの方法しかありません。
コンビニ受け取りもありませんし、対面での受け取りもポストに入らない荷物の大きさ以外の時もありません。
基本的にはクリックポストの大きさ的にレターパックくらいの大きさか少し厚みのある普通郵便くらいの大きさなのでポストに入るようになっています。
しかし何らかの都合でポストに入らない、呼び鈴が無い、ポストが無い時はやむおえず玄関で対面の形となります。そして不在の場合は不在票の投函です。
クリックポストを利用する時にはクリックポスト差出側は利用登録が必要ですが、受け取り側は特に登録などは必要ありません。荷物を受け取るだけでOKです。
きちんと知りたい便利に使えるクリックポストのこと!
クリックポストというサービスができたということは、クリックポストならではのメリットや特徴があるからこそです。郵便局のホームページに、クリックポスト利用の6つの特徴が記載されていました。
- 日本全国一律198円
- ネットで運賃決済
- ラベルの手書きが不要
- ポストから差し出せる
- 郵便受けに配達
- 追跡サービスあり
金額が全国一律で200円以下であることと、ネットの運賃決済が可能なのはかなりの利点ですよね。
またラベルも手書きではなくオンライン作成なので、発送費用、業務のコスト削減につながっています。
サービス内容
実は2014年からサービスは提供されていて、当初の一番のメリットとしては配送距離は問わず日本国内一律の送料で送ることができるということでした。
ただし利用する際は利用する側だけはクリックポストの登録手続きが事前に必要となってきます。差出人はYahoo! JAPAN IDかAmazonアカウント使ってサイトから登録が必要なので、どちらかのアカウントを持っている必要があります。
Yahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントを使って出荷したい荷物を登録し、宛名もサイトで作成し、郵便局へ持ち込むか、ポストに投函するだけでOKとなります。
受け取り側は特に何もする必要はありません。
皆もっとクリックポスト使えばいいのにな。追跡付きで一率185円でA4サイズ1キロまで送れるから普通郵便より安く済むことが多いし普通郵便より届くのも早い。オンラインで決済できてポスト投函可でめちゃ便利だからサービス無くなってほしくない…使って…https://t.co/WczTihtK04
— まぐ (@magmg999) February 16, 2023
Yahoo! JAPAN IDを利用する場合
- Yahoo! JAPAN IDの取得
- クリックポストWebサイトにYahoo! JAPAN IDでログイン
- Yahoo!ウォレットの利用登録
- Yahoo!ウォレットで運賃支払い
Amazonアカウントを利用する場合
- Amazonアカウントの取得
- クリックポストWebサイトにAmazonアカウントでログイン
- Amazon Payの利用登録
- Amazon Payで運賃支払い
支払いにはそれぞれのサービスの決済が必要で、さらにその決済はクレジットカードのみの対応となっているので注意してください。
ラベル印刷
宛名のラベル印刷もオンラインにて行います。
オンラインで相手の名前、住所などを打ち込みラベル印字して出力します。その後荷物にラベルを貼り付けるのですが、切手は不要となっています。
クリックポストの注意点
クリックポストを利用するうえでの注意点ですが以下の通りとなります。
- 速達なし
- オプションサービスは対応なし
- 信書、現金、貴金属、貴重品、危険物の送付は不可能
- 配送中の事故での内容品の損害賠償はない
荷物サイズ
クリックポストを利用できる荷物のサイズとしては、ポスト投函できるサイズとなっています。
荷物の大きさとして厚さは3㎝以内に収める事が必要です。緩衝材を入れての3㎝なので荷物は限られてきますね。
外寸の長さは、最小サイズとして幅9㎝、長さ14㎝となっています。
その規格に収まれば段ボールでも封筒でも梱包素材は何でもOKです。
クリックポストのメリット・デメリット
クリックポストにはメリットもあれば実はデメリットも生じています。それぞれ解説していきます。
メリット
- 郵便局配達ですが、土日祝日発送可能で365日発送OKとなっています。
- スマホを利用すればどこでも発送可能
- 全国どこでも一律の料金198円
※宛名ラベルの印刷を自宅ではなくコンビニのプリンターでも出力可能
デメリット
- ラベルの手書きNG
※サイトでQRコードやバーコードが印字されるので、専用のものの使用となります。もし作成した後に間違いに気づいても修正不可能で、再度印刷し直しとなります。
- 荷物補償がついていない
※配達中の紛失、破損などが起きても損害賠償はありません。明らかなる配達人の過失がわかる以外は補償がないのです。
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