「よかったら食べてください」といったメモを添える際の文章例や、受け取る方の好感度をアップさせる方法についてご紹介します。
1.食べ物を共有したい時のメッセージ集 – 文章例
無難でスタンダードな表現
・辞任や移動が決まった際のお礼に
これまでのご支援に心より感謝申し上げます。
お気に召すかもしれませんので、どうぞお召し上がりください。
・故郷から連れてきた特産品を共有したいとき
我が郷里の〇〇を訪れてまいりました。
地元ではちょっとした人気店の品です。
美味しいですので、興味がございましたら是非ご賞味ください。
・旅先から持ってきたおみやげを配る際に
〇〇旅行から戻ってまいりました。
ご都合の良いときに自由にお取りください。
・自宅で作ったお菓子の配布時
お手製のクッキーをこさえましたので、おすそ分けさせてください。
お楽しみいただけると幸いです。
・お休みをいただいたお礼として
休暇を頂戴しまして、本当にありがとうございました。
心身ともに元気を取り戻すことができました。
もし良ければ、お楽しみいただけたらと思います。
職場の上司への感謝
・心を込めてのサンキューギフト
この度はプロジェクトでのご指導、心から感謝申し上げます。記念として謙虚ながら感謝のしるしをお贈りします。お気に召していただけますと幸いです。
どうぞお受けくださいますようお願い申し上げます。
引き続きのご指導、何卒よろしくお願いいたします。
・別れを惜しむ贈り物
〇〇様、これまでのご恩義に厚くお礼を申し上げます。
ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めてお贈りしたい品をご用意しました。
感謝の気持ち
先日は本当にありがとうございました。あなたのおかげで大変助かりました。心ばかりの感謝のしるしですので、お受け取りいただければ幸いです。
おすすめのお菓子
休日に〇〇へ行ってきたんです。そこで本当においしいお菓子に出会ったので、ぜひ試してみてください。おすそ分けです。
2.「食べてください」メモの作り方
名前を必ず書き加える
誰が置いたのか不明な食品に対して拒否感を抱く人もいるため、誰の手によるものなのかを明示することが大切です。また、悲しい出来事が起きたという背景もあり、特に食品をプレゼントする際には、自分が提供者であることを明確に示すことで、相手が安心して食べられるでしょう。メモには最後に自分の名前を書くことをお勧めします。
味の感想も添える
未知の食べ物に対して警戒心を抱く人も中にはいます。「この間食べてみて美味しかったから、よかったらどうぞ」というように、あなたのポジティブな評価を伝えることで、他者も安心して試してみたくなるかもしれません。
メッセージの配置場所
付箋などの可動性のあるメモにメッセージを残す場合、それをお菓子自体に直接貼るのが効果的です。そうすることで、あなたからのお心遣いであることが周りにも明確に伝わりやすくなります。特に人の出入りが多いタイミングでは、多くの人がお菓子を配ることもありますので、どれがあなたからのものかを確認してもらえたら、配る側としても喜びを感じられるはずです。
召し上がる数についての注意書き
例えば会社の同僚にお土産を配る際は、全員に公平に行き渡るように注意書きをすると良いでしょう。「一人一つでお願いします」と一言添えるだけで、無用なトラブルを防ぎ、みんなが等しくお土産を楽しむことができるようになります。
3.超好感度を上げるコツ!
文章のコツ
・お礼を添える
ありがとうと言われて不機嫌になる人は少ないですよね。日頃からお世話になっている際の感謝の意や、何か休暇をもらった際のお礼は、上司などには特にお礼の言葉から始めることをおすすめします。
・敬語
上司に対して「食べてください」という表現は間違ってはいませんが、避けた方が良いでしょう。「召し上がってください」という言い方が適切です。ただ、「お召し上がりください」は二重敬語になってしまうので注意が必要ですが、よく使われるためそれほど神経質になる必要もないでしょう。「いただいてください」という言い回しは適切ではありません。「いただく」は自己を低くする謙譲語なので、相手に使うと失礼とされます。
メッセージカードの選び方
贈り物をする際、どのプレゼントが自分からかわかるように、メッセージを添えると良いでしょう。付箋タイプで自分のものと分かるものを選びましょう。市販されているかわいいイラスト入りのカードを選ぶのもおすすめです。あるいは、マスキングテープで留める方法もありますね。
4.まとめ
このたびは「どうぞご自由にお召し上がりください」を伝えるメモのサンプル文をご覧いただきました。メモの添付は義務ではありませんが、スムーズな人間関係を築く一助として、お菓子を配る際にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
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