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水草の植え方で鉛やスポンジを使うのはNG!理由と簡単でおすすめな植え方の紹介

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水草の植え方で鉛やスポンジを使うのがNGな理由は、大まかにいうと茎を潰してしまうこと、鉛から有害物質が発生すること、鉛やスポンジに薬品などがついていることが理由で水草を腐らせてしまうからです。

購入する際に鉛やスポンジがついているのはあくまでも販売店が管理しやすく、そして見栄えをよくするためなので、家で水草を水槽に入れるときは必ず重りやスポンジは外すようにしてください。

植え方としては水草の種類によって少し変わりますが、基本的には、鉛やスポンジを取り除いた後、茎の下の部分を切って、葉っぱを少し取り除き、ピンセットで底砂へ差し込むという流れになります。

植え方も具体的に説明していますのでぜひチェックしてみてくださいね

今回の記事では、

  • 水草の植え方で鉛やスポンジを使うのがNGな理由とは?
  • 簡単にできるおすすめな水草の植え方
  • 水草を植えるときに注意したいこと

などを紹介していきますので、水草を植えようと思っている方は正しい植え方やコツを知って水槽内の良い環境を作り出しましょう。

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水草の植え方で鉛やスポンジを使うのがNGな理由とは?

水草を購入する際、根本にスポンジや鉛が付いてきますよね。これは販売店が水草を沈めるために行っていることであり、レイアウトを工夫して見栄えをよくするためにされていることです。

見栄えのためなので、水草を育てるという観点においては、鉛やスポンジがついているというのは不自然なもので良いことではありません。

付いているものを購入して家で水草を植えるときには、まず付属の鉛やスポンジは丁寧に外して植えましょう。

またお店にあった時点では付属していたのでそれにより茎が傷ついていないか確認して傷ついた部分があればカットしてから植えると良いでしょう。

水草を植える時に鉛やスポンジを使うのがNGである理由は以下の通りです。

  • 水草が腐る
  • 鉛は溶けだすと有害
  • スポンジに農薬がついてる
  • スポンジに害虫が紛れている
  • 圧迫されているため茎がつぶれて腐る
  • 通水性が悪いので一度腐ると一気に広がる

鉛やスポンジを外さないでおくと、鉛やスポンジの周囲から圧迫を受け茎がつぶれて腐ります。さらに通気性も悪いので腐ってしまうと全体に広がり水草が死んでしまうというわけです。

もう一つはスポンジや鉛が有害である可能性あるからです。害虫が紛れていたり、農薬や薬品がついていたり、鉛が溶けて有害物質が発生することがあるので、外したほうが良いというわけです。

鉛の取り外し方

付属の鉛を外すときは丁寧にゆっくり外すことをこころがけましょう。

外す際は手作業で外します。

もしその際に茎がつぶれている、腐っている様子があればその部分は切り取りましょう。さらに、この付属部分に害虫が付着していたり農薬がついてたりする可能性があるので、専用薬剤で洗ってから水槽に入れる事をお勧めします。

簡単にできるおすすめな水草の植え方

水草を植えるのは基本的に簡単なのですがどんな水草を植えるときでも最初にやるのは水草の下処理です。

水草の下処理の手順は以下の通りです。

  1. バケツに水道水を入れる
  2. 水草水中でやさしくふる
  3. 水草に付いた卵など葉をそっと手で取り除く
  4. 溜めた水を流して新しくバケツに水を入れる
  5. 新しい水に水草を浸けておく
  6. 1~2日間に数回水を取り替えながら水に浸けておく

この作業をやさしく丁寧に行ってください。

下処理が終わればいよいよ植え付けです。種類によって少しだけ植え方が異なるのでそれぞれ説明します。

有茎水草

  1. 鉛巻きの部分を水草の根を傷つけないよう取り除く
  2. 茎の下部5mmくらいを切る
  3. 1本ずつバラバラにしておく
  4. 下の2節くらいに生えている葉っぱを取り除く
  5. 茎の一番下の部分をピンセットでつまみ、斜めに底砂へ差し込む

根生水草(ロゼット型水草)

  1. 鉛巻きの部分を水草の根を傷つけないよう取り除く
  2. 根の先端を長さを揃えるために切る
  3. 指で底砂に穴を開ける
  4. ピンセットを使って、穴に1株ずつ植え付ける

着生水草

  1. 鉛巻きの部分を水草の根を傷つけないよう取り除く
  2. 大きい葉っぱは、取り除いておく
  3. 石や流木などを用意し、着生させる場所をつくる
  4. 糸やテグスなどを使って水草を着生させたい場所に巻き付ける

一番簡単に水草を植える方法は、セット商品を購入することです。

購入したセットをそのまま水槽に入れるだけでよいので簡単で手軽なため昨今はかなり人気となっています。

水草を植えるときに注意したいこと

水草を植えるときにはいくつか注意ポイントがあります。順を追って解説していきます。

準備物をしっかり整え正しく使う

水草はかなり繊細なので正しく処理をして丁寧に扱い植えないと成長できません。

そのため、扱う際の「水草用ピンセット」、水草の種類によっては「流木」、「ナイロン糸」、「ビニタイ」などが必要になってきます。

道具を使って植え付ける際も傷つけないようにやさしく丁寧に取り掛かりましょう。

底板の厚さ、水草の間隔を適度にする

底板が薄いと水草がすぐ抜けてしまうので、底板は約4㎝前後が理想です。

そして水草を植えるときには隣合う水草が被らないように間隔をとりましょう。

そのためには成長したときの葉の大きさなどをあらかじめ知っておく必要があります。物によっては成長で枝分かれし大きくなりますので植えた時に間隔がないと圧迫されますので気をつけてください。

そして一度植えたら動かさないようにしましょう。

葉っぱが溶けている時の対応

水草は今までいたところと違う新しい場所に適応するために最初に葉っぱが溶けることがありますが、それ自体は問題ありません。

茎や根がしっかりしていてればまた葉っぱは生えてきます。

ただ、溶けた葉っぱはすぐに除去する必要はありますので植えてからしばらくは観察をしておいてください。

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