文鳥のひなのカミカミ期は約10ヶ月頃までは続くと言われています。
様々な対処をして辞めるようになったり、突然気分のように辞めるようになったりとまるで赤ちゃんのミルクのようですね(笑)
噛む理由にはもちろん自然現象的なところもありますが、実は心の問題もあるのです。例えば、寂しくて気を引きたいとき、縄張りを守ろうとするときなどが理由で噛むことがあるのです。
対処法としては時間をかけて成長につれてやめるのを自然に待つのが一番良いですが、対処法いくつもあって、その文鳥に合った方法で行うと良いのでいくつか対処法をくわしく紹介していきますね!
今回の記事では、
- 文鳥のひなのカミカミ期はいつまで続く?
- 文鳥のひなとのコミュニケーションの取り方
- 文鳥のひなの上手な育成方法
を紹介していきますので、文鳥を飼いたいと思っている方、飼っていてカミカミ期に困っている方はぜひ最後までよんで文鳥との信頼関係を築いてくださいね。
文鳥のひなのカミカミ期はいつまで続く?
文鳥のひなのカミカミは、生後2ヶ月くらいからだいたい6ヶ月~10ヶ月くらいまで続くと言われています。
文鳥のひながカミカミを辞めるのは、自然に終わっていく場合もあれば、成長に伴い終わる時、飼い主の指導・関わりにより終わる時とその文鳥によってさまざまなタイミングがあります。
人間の赤ちゃんと一緒で、長い目で見てあげて叱らずに見放さずにじっくり付き合ってあげる事が大事です。
文鳥のひなが噛む理由
文鳥のひなが噛む理由は一概にコレ!といったものはなく様々な理由があると言われています。
- 飼い主を格下と認識
- 羽繕いをしたい
- 安全確認行動
- ナワバリを守る行動
- 飼い主の気を引きたいとき
飼い主を格下だと認識
犬もそうですが、飼い主を格下だと判断していたら噛みます。
そういう場合どういう時に噛むのかというとイライラ、怒っている、ストレスがたまっているという時に勢いで噛みつく感じです。
こういう噛み方は指導が必要となっています。指導方法はのちほどお伝えしますね。
羽繕いをしたい
文鳥は仲良しの相手とお互いに羽繕いする性質があります。
ですので、飼い主さんも仲良しの相手だと認識していると羽繕いをしてくれようとしてそれをしている様がまさに噛むという行為なんです。
安全確認行動
ここが安全なのか確認したくて噛んでいることもあります。ここで叱ってしまうと危険だと認知してしまいますのでなかなか噛み癖が治らなくなるので優しく諭してあげてください。
ナワバリを守る行動
文鳥は縄張り意識がとても強い鳥です。飼い主がその文鳥のパートナーに近づくと噛む時があります。
触られたくないところに触られると威嚇する感じです。
飼い主の気を引きたいとき
犬も猫もそうですが、飼い主の気を引きたい時に何らかの行動をしますよね。その一種で文鳥は気を引きたくて噛むことがあります。
寂しかったり、かまってほしかったり甘えたかったり、遊んでほしかったりするときに表現する方法のひとつですね。
それでは文鳥が噛む時の対処法をいくつか紹介していきますが、その文鳥によって効果があるものと無いものがありますので、試しながら合うものを見つけてみてください。
噛む時の対処法
- 嘴を軽く押さえる、つまむ
- 文鳥の目をまっすぐみる
- 低めの声で注意
- ゲージに戻す
- 顔に息をふきかける
- 鰆に酔うにする
- 餌を与える
注意はしつつも、文鳥が怖がりすぎたりトラウマにならないよう愛情をもって優しく行いましょう。
文鳥のひなとのコミュニケーションの取り方
文鳥のひなとコミュニケーションをとるときには、文鳥の気持ちを理解してそれに対応することが大きなポイントとなります。コミュニケーションの取り方は主に3つです。
- 鳴き声を聞く
- 何かする時は先に一言かける
- アイコンタクトする
特に泣き声を聞く時には、文鳥なりに感情を表現していますのでその気持ちを汲み取って反応してあげてください。ここから文鳥の感情表現を紹介しますので、感情を理解したら上記のようなコミュニケーションを取ってあげてください。
泣き声を聞く
文鳥はちゃんと泣き声を使って声色を変えて感情を表現しています。声色の変化は音量や質で分かります。
例えば短く強く雀のようにピピピッやチッチッなどは飼い主を呼んでいて「ねえ、聞いて!」という感じで、強めの声でグルルルル、キャルキャルというのは怒りと警戒心をもっています。
またギチギチという特徴的な音で喉を鳴らすことがあります。
このギチギチの音は嫌悪感に聞こえますが実は機嫌が良くて幸せだよと伝えている音なのです。飼い主さんに幸せアピールをしていますので、飼い主冥利に尽きますね!
実は嬉しい時にオスの場合は歌を歌い、メスがギチギチ喉を鳴らすという違いがあります。
軽くかんでくる
優しくつついてくる、やさしく噛んでくる時は甘えている時です。信頼する仲間や飼い主に見せる行動です。
ただ反対に強く噛んできたり、何度もつついてくる時、唸るときなどは怒っているのでケアしてくださいね。
嘴や指先など先端がとがっているもの向けられると敵対していると判断し怒ります。
飼い主の身体で羽繕いをする
飼い主の身体が居心地よいことを証明している行動です。
羽繕いするのは完全にのんびりした気持ちで穏やかな時ですので気持ちとしてはかなりリラックスしているので声をかけながら甘えさせてあげましょう。
羽をプルプルさせる
文鳥が羽をプルプルさせるときは満足の表現をしています。
餌を食べた後、水浴びをした後など自分が満足な気分になったときには羽をプルプルさせますので、よかったねと喜んであげてください。
文鳥のひなの上手な育成方法
文鳥のひなはとてもか弱く小さいので丁寧にやさしく育成してあげましょう。ヒナの育成のために必要なグッズを紹介しますね。
- 30㎝くらいのゲージ、ケース
- ヒーター
- 挿し餌の道具
- 餌
- 温度計
- 床材
- キッチンスケール
まずヒナがおうちに来たら上記の準備をしてゲージ、ケースにすぐに入れてあげてください。
餌やり
餌はかなりゆっくりのペースで与えます。餌を口に入れる前にヒナの喉を見て前回の餌がちゃんと消化されているかの確認をしてから与えるようにしてください。
さし餌はお湯でふやかして柔らかくして与えてください。さし餌の機具は清潔にしておくことが必須ですので、消毒と乾燥をしっかり毎回行ってください。
時間は朝の7:00~18:00の間であればOKです。18時には食べ終えてその後は早めに寝る事を推奨したいので部屋のまわりを暗くしてあげてください。
温度
まず毛が生えていないほどのちいさいヒナは保温が一番のキーポイントになります。
温度計を見ながら常にケース・ゲージの中が30度に保たれるよう季節によってもヒーターで調節をしてください。
ヒナの体調チェック
ヒナは繊細なので体調を崩しやすいです。体調を崩しているときは菌が体の中で繁殖している状態ですのですぐに病院に連れていくことが望ましいです。
ヒナの体調の悪いサインは以下の通りです。
- 餌を全く食べようとしない
- 目を瞑った状態が続く
- 全体がむくんでいる
- 嘔吐で顔が汚れている
- 排泄物が黒い
- 下痢をしている
- 口の中が粘っている
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