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アガパンサス株分け失敗のサインとは？成功の秘訣と失敗しないポイントを詳しく解説

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2023.04.01

アガパンサス株分け失敗の時には、花が咲かなくなる、場合によっては枯れるというサインを出します。

アガサパンスをうまく株分けするには、以下がポイントになりますので実践してみましょう。

  • 根が込み入る前に植え替えをする
  • 株分けや挿し芽で増やす方が楽

アガサパンスは比較的育てやすい植物ですが、根詰まり、根腐れ（加湿）、株が小さい、日光不足によってうまく咲かない場合がありますので注意しておきましょう。

この記事では、アガサパンスの株分けの失敗サイン、アガパンサス成功の秘訣と失敗しないポイント、アガパンサスの育て方のコツや咲かない原因と対処法を紹介しますので、アガサパンスを育ててみたい方はぜひ最後まで読んでいただくと上手に咲かせ、株分けできるポイントをGETできますよ！

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アガパンサス株分け失敗のサインとは？

アガパンサスの株分けが上手くいかない時は次のサインがあります。

  • 花が咲かなくなる
  • 場合によっては枯れる

それぞれの原因を押さえて安全に株分けをしましょう。

花が咲かなくなる

花が咲かなくなる原因としては、株分け時に芽を小分けにしすぎている可能性があります。

アガパンサスを株分けするときは最低でも芽を5つほど残すようにしましょう。

アガパンサスはある程度芽がまとまっていないと花が咲きません。

もし小分けにしてしまった場合は、またその株に芽が増えるまで待ちましょう。

だいたい1シーズン後にまた咲くようになる可能性が高いので気長に待ってください。

また、5つ以上芽を残しても花が咲かない場合もあるのでご注意を。

場合によっては枯れる

株分けは根をノコギリなどの刃物で大きく切り、それを手でほぐしてゆきます。

アガパンサスは多少根を傷付けた程度では枯れませんが、それでもダメージはある事を理解しておきましょう。

ダメージがある行為なので、株に余力がある時期に行うのがベストです。

次のシーズンに株分けを行うと場合によっては体力不足で枯れてしまう事もあります。

  • 花の咲いている時期
  • 真冬

花を咲かせている間にはアガパンサスは花に栄養を取られています。

そのため根にダメージを与えない方が良いでしょう。

真冬も基本的に冬を乗り切るために休眠状態なので株分けでダメージがあると耐え切れない場合があります。

株分けは花が咲いていない「春」と花が終わった「秋」に行うようにしてください。

アガパンサス成功の秘訣と失敗しないポイント

アガパンサスは基本的にとても丈夫で増やしやすい植物です。

元気に育てて、沢山増やすコツはこちらです。

  • 根が込み入る前に植え替えをする
  • 株分けや挿し芽で増やす方が楽

根が込み入る前に植え替えをする

アガパンサスの根はとても強く張り、数年たつと込み入ってしまいます。

そうすると株の元気が無くなり、花が咲かなくなることも…。

対策としては植え替えをして、根を広い場所に移しましょう。

植え替えの目安はこちらです。

  • 鉢植え：2年ごと
  • 地植え：3～5年ごと

植え替え時には、鉢の場合は一回り大きな鉢に移し、地植えの場合は込み入った根をほぐして、より広い場所に植えましょう。

植え替えの際に株分けをすると増やす事もできます。

株分けや挿し芽で増やす方が楽

アガパンサスを増やす方法は3つあります。

  • 株分け
  • 刺し芽
  • 種を植える

このうち、種の採取は手間がかかるのであまりオススメが出来ません。

アガパンサスは花が終わった後に基本的に花がついている茎を根元から切り落とします。

これは、種を作るのに栄養を持っていかれるのを防ぎ、株を元気に保つためです。

つまり、種を採取しようとするとこの処理をしないため株が弱るリスクがあるのです。

また、種を採取して植えた場合に花が咲くまでにかかる時間は約5年です。

株分けや刺し芽よりもとても時間がかかるので根気強く育てる覚悟が必要になります。

最もオススメの増やし方は株分けです。

株分け時には根があまりついていない芽がいくつか落ちてしまいます。

これを土に挿して水を絶やさないようにすると発根します。

この方法で増やすのが刺し芽です。

株分けをして、その際に落ちてしまった芽を刺し芽で有効活用する。

これがベストの育てる方法になるので試してみて下さい。

アガパンサスはどんな植物？

アガパンサスの基本情報をまとめました。

育てる際や苗購入の際の情報に使ってください。

  • 原産
  • 種類
  • 性質
  • 花言葉・誕生花

原産

アガパンサスは南アフリカ原産の多年草植物です。

花の色は青紫が一般的ですが、白やピンクの花を咲かせる種もあるようなのでお好みで選んでください。

種類

種類は約20種類程度。

冬にも葉が枯れない「多年草タイプ」と地上部が枯れて根が生きている「宿根草タイプ」に分かれます。

性質

とても丈夫な植物で耐陰性、耐暑性、耐寒性共が高いのが特徴です。

大きさは約20㎝～1.5mまであり、植える場所によって大きさを考えて苗を購入しましょう。

根が強くとてもはびこるため、植える場所には注意が必要です。

花言葉・誕生花

花言葉はこちら！

  • 恋の訪れ
  • 愛の訪れ

このような花言葉から自分の想いを伝える時に最適なお花です。

また、6月27日の誕生花なので、その日の誕生日の方へのプレゼントにも最適でしょう。

日本名では「紫君子蘭（ムラサキクンシラン）」とも呼ばれます。

アガパンサスの育て方のコツ

アガパンサスを育てるコツはこちら！

  • 土
  • 水
  • 肥料
  • 植え替え
  • 冬越し・夏越し
  • 病害虫

土

アガパンサスを育てるための重要な土のポイントはズバリ「水はけ」です。

鉢受けと地植えそれぞれの土の作り方をご紹介します。

鉢植えの場合

  • 鉢底ネットと鉢底石を敷き、排水性を向上させておきましょう。
  • 赤玉土：腐葉土を7：3で混ぜたものを作る。
  • ②の用土に苗を植えましょう。

地植えの場合

  • 植える場所の地面に腐葉土や堆肥を3割程度混ぜて下さい。
  • そのまま2～3週間放置して馴染ませます。
  • 苗を植えます。

日本の土壌はほとんどの場合酸性です。

アガパンサスは酸性土壌を好むのでpHの調整は必要ありません。

水

アガパンサスは乾燥には強いが、湿り気にはとても弱いのが特徴。

水やりは土が乾いたら行いましょう。

鉢植えの場合は土が完全に乾いてから鉢底から水があふれるまでしっかりと与えましょう。

地植えの場合は植え付けた当初は根付くまで土が乾かないように水やりをして下さい。

その後はほとんど水やり不要です。

雨水だけで十分ですが、夏の時期にあまりにも日照りが続くようでしたら水を与えて下さい。

また、雨が当たりにくい場所に植えているのであれば土が乾いたタイミングでの水やりが必要です。

肥料

自分で配合した土の場合は緩効性肥料を元肥として与えましょう。

鉢植えの場合の追肥は、春と秋に1回ずつ追肥をして下さい。

液体肥料を与えるだけで良いです。

地植えの場合も春と秋に1回ずつ化学肥料を追肥すると良いでしょう。

植え替え

鉢植えの場合、2年に1度は植え替えをしないと根詰まりします。

植え替えの最適時期はこちら！

  • 春先の4～5月頃
  • 秋の9月～10月頃

一回り大きい鉢に移してあげて下さい。

地植えの場合は基本的に植えっぱなしで問題ありません。

もし狭い場所に植えていて花の付きが悪くなる場合は、株分けもかねて植え替えてあげると元気になるでしょう。

冬越し・夏越し

アガパンサスは比較的寒さに強いので冬越しも問題なく行えます。

特別屋内に移動させなくても問題ないでしょう。

寒冷地で寒さが心配な場合は根元に落ち葉やわらを敷いておくと安心でしょう。

夏越しは何もしなくて問題ありません。

アフリカ原産なので暑さにはとても強いです。

もし日照りが続き水不足であれば水やりをする程度でいいでしょう。

病害虫

アガパンサスは病害虫の被害をほとんど受けません。

ですが、唯一アブラムシだけには被害があります。

もし大量発生するようであればアブラムシに効果がある農薬で対処しましょう。

おすすめの農薬は「住友化学園芸 スミチオン乳剤」で卵から成虫にまで効果があり、発売から40年以上たった今でもその信頼度は抜群です。人体の影響にも考慮された農薬でこれ1つ買っておけば様々な植物のアブラムシに対処できますよ。

 

アガパンサスの花が上手に咲かない時の原因と対処法とは

アガパンサスの花が咲かない場合は次の原因があります。

  • 根詰まり
  • 根腐れ（加湿）
  • 株が小さい
  • 日光不足

根詰まり

良くあるのが、根詰まりを起こしているケースです。

アガパンサスに限らず植物の花の付きが悪くなった時に根詰まりを起こしていることが良くあります。

アガパンサスの根はとても良く伸びるので鉢植えの場合、2年周期で植え替えないと根詰まりを起こします。

花が咲かずあまり植え替えをしていない場合は、ぜひ根詰まりを疑ってください。

根腐れ（加湿）

アガパンサスはアフリカ大陸原産だけあって乾燥には強いが湿気には弱いです。

水はけが悪かったり、土が湿り易い環境下だと根が呼吸できずに根腐れを起こす事があります。

そうすると花が咲くための体力がなくなってしまうのです。

根腐れを起こすと葉が黄色くなって元気が無くなります。

最悪の場合枯れてしまうので、根腐れした場合は早く対処しましょう。

対処方法は、植え替えを行い乾燥気味の状態で育てる事です。水はけが良い土に植え替えましょう。

株が小さい

アガパンサスを種から育てた場合には花が咲くまで約5年はかかると思ってください。

株が成長していないと花が咲かないので、植え替え直後や種を撒いてすぐには花が咲かないと思いましょう。

株に花を咲かせる十分な栄養素が無い場合も花が咲きません。

そういった場合は追肥を行い次の年に備えましょう。

追肥は春と秋に行ってください。

日光不足

アガパンサスは日光がとても好きな植物です。

直射日光で日焼けしにくいので、できるだけ日当たりの良い場所で育てるのが良いでしょう。

もし日陰で育てている場合は花が咲かなかったり、咲いたとしても数年おきにぽつぽつ咲く程度になってしまいます。

日陰で育てている場合は場所を変えましょう。

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