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パンダスミレは庭に植えてはいけない!?その理由とは?

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パンダスミレは庭に植えてはいけない理由とは、とても繁殖力が強い植物なので環境さえ合えば他の植物を圧倒して繁茂するので管理が大変という点です。

そのためパンダスミレを育てたいなら、鉢植えか、根が他の場所に侵入しないようにしっかり管理をしておくか、ランナーを適宜都度選定していくということが必要となってきます。

今回の記事では、

  • パンダスミレは庭に植えてはいけない!?その理由とは?
  • パンダスミレを庭で育てるならどう管理したら良い?
  • パンダスミレの上手な育て方
  • パンダスミレの増やし方は?
  • 知っておきたいパンダスミレのこと

などを紹介していきますので、今育てていて困っている人、いまからパンダすみれを育ててみたいと思っている方は記事をチェックしてパンダスミレの情報をたくさんGETしてください。

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パンダスミレは庭に植えてはいけない!?その理由とは?

パンダスミレはオーストラリア原産のスミレの仲間なのですが、とても繁殖力が強い植物なので環境さえ合えば他の植物を圧倒して繁茂してしまいます。

パンダスミレはランナーという横に広がる茎を伸ばし、そこからさらに根を張り広がる為、とても広範囲に短期間に広がります。

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また、根もとても強く伸びて地中で広がるため、一度広がってしまうと根絶自体が難しくなってしまうのです。
そのため、特に地植えする場合は管理に気を付ける事が必要になります。

パンダスミレを庭で育てるならどう管理したら良い?

パンダスミレを庭で管理する場合は、繁殖力を考慮して増えすぎないようにしなければいけません。
次の事に気を付けてしっかりと管理を行いましょう。

  • 鉢植えで育てる
  • 根が他の場所に侵入しないように管理する
  • ランナーを都度剪定する

鉢植えで育てる

最も確実に、増えすぎを防げる方法は鉢植えでの管理です。

ただし鉢植えで育てているからと言って油断は禁物。
鉢植えの下から延びた根やランナーが庭の土に接触して、思わぬ形で庭に上陸してしまう事もあるので要注意です。

対策としては、鉢の下に根が伸びないようにブロックを敷いたり、ランナーを定期的にカットして土に接触しないように管理しましょう。

また、花が終わった後に種をつけて、それからも増えます。
種がむやみやたらに地面に落ちないように管理しましょう。

根が他の場所に侵入しないように管理する

周りをコンクリートやレンガなどで覆われた花壇で育てて、その中だけで完結させる方法もオススメ!
ただし、花壇の土の深さには注意して下さい。
ある程度深くないと根が潜り、花壇の外まで生育域を拡大してしまいます。
深さ30㎝程度の鉢では根が底まで到達するので、最低でもそれ以上の深さが必要です。

また、ランナーが伸びたら、花壇外に上陸しないように常に管理しましょう。

ランナーを都度剪定する

鉢植えでも、地植えでも肝心なのは「ランナーの管理」です。
これが伸びて土に接触しているだけで、すぐに根が張り生息域が広がります。

そのため、ランナーは育てたい場所だけで管理するようにしましょう。

パンダスミレの上手な育て方

では、パンダスミレの上手な育て方のポイントをご紹介いたします。

  • 土作り
  • 植え付け
  • 水やり
  • 剪定
  • 病害虫
  • 冬越し

土作り

鉢植えの場合は、観葉植物用や野菜用の培養土がオススメです。
これらの土と腐葉土を7:3の割合で混ぜたものを用土とすると良いでしょう。
土の質はあまり選ばず、どんな土でも元気に育つ植物なので基本的に土作りは容易です。

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地植えの場合は土に約3~4割程度の量になるように腐葉土を混ぜて土作りをしましょう。

植え付け

植え付けは4月~6月の涼しい時期が最適です。
この時期に植えると株が夏の間に成長し、しっかりと冬越しができる体力がつくでしょう。

鉢植えの場合は、1年で根が詰まってくるのでこの時期か、もしくは秋に植え替えを行ってください。
土作りでご紹介した用土を使って植え付ければすぐに根が張り、安定します。

水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら、鉢底から水があふれるまでたっぷり与えましょう。
地植えの場合は、雨が当たりにくい場所以外では基本的に水やりは必要ありません。
あまりにも真夏に日照りが続き、株がしおれるようでしたら朝、夕に水やりをしてあげて下さい。

剪定

定期的な剪定は必要ありませんが、ランナーの延びすぎには注意しましょう。
育てている場所から延びすぎて他の土に浸食しそうな場合は、カットして下さい。

病害虫

パンダスミレは病害虫にとても強いのですが、唯一食害される害虫がいます。
それは「ツマグロヒョウモン」という蝶の幼虫。

この幼虫、とても毒々しい見た目をした毛虫ですが毒はありません。
一応、パンダスミレ自体も繁殖力が強い植物なので食害に負けない事がほとんどなのですが、気になる場合は殺虫剤で対処しましょう。
良く使われる薬剤は「オルトラン」です。


この薬剤は、アブラムシ等にも効くので他の植物の為にも常備しておいても良いでしょう。

冬越し

実はパンダスミレの耐寒性はあまり強くありません。
-3℃以下では地上部は枯れてしまいます。
地上部を残して通年楽しみたい場合は、-3℃以下になる地域では屋内に避難させましょう。

もし地上部が枯れても安心してください。根が生きていれば翌年また生えてきます。

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しかし、根が凍ると次の年には生えてこなくなるので要注意!
とても寒い地域では、藁を敷くなどして霜対策を心がけましょう。

パンダスミレの増やし方は?

パンダスミレの増やし方は4つあります。
一番やりやすい方法でぜひ増やしてみて下さい。
繁殖力は旺盛なので、簡単に増やすことが可能です。

  • 種で増やす
  • 根で増やす
  • ランナーで増やす
  • 株分けで増やす

種で増やす

種は手に入りにくいので、自分で花から採る事になります。

果実が割れて種が飛び散る直前の状態を「完熟種子」。
果実を割って中から無理やり取り出した状態を「未成熟種子」と言います。

完熟種子は、冬越しを想定している為寒さに当てないと発芽しません。
そのため、1~2か月間冷蔵庫内でジップロック等に入れて保管してから植え付けましょう。

未成熟種子は、そのまま植え付けて約1週間で発芽します。

根で増やす

なるべく長い根を5~6㎝にカットし、カット面が見えるか見えないか程度に土を被せてから水を与えましょう。
そうする事で、新しい株に成長します。

ランナーで増やす

ランナーをカットした際に、根が出ている部分があったらその部分を土に植えましょう。
そうする事で新しい株に成長し、育てる事が出来ます。

ランナーは土に触れた部分から発根する性質があるので、わざと土に触れさせてから発根を待ち、カットして別の鉢で育てても良いでしょう。

株分けで増やす

パンダスミレの株は、成長すると自然に分かれる部分が存在します。
一度根ごと抜き、その後2つに株分けして植えればまた成長してくれます。

知っておきたいパンダスミレのこと

パンダスミレの基本情報をまとめてみましたので、育てる際のご参考にしていただければ幸いです。

原産国:オーストラリア
オーストラリアの東海岸地域の荒れ地や空き地に多く自生しているスミレの仲間です。

多年草で、条件が合えば常に花を咲かせることができますが、日本では4~6月、9月~11月の涼しい時期に花を咲かせます。

花言葉は「温和」「誠実」「可憐」「ひらめき」です。

同じスミレは、実は色によってさまざまな花言葉があるようです。
紫:「節操」「愛」
白:「あどけない恋」「純潔」
ピンク:「愛」「希望」
青:「用心深さ」「愛情」
黄色:「つつましい幸福」

誕生花としては8月、9月に誕生花として認められています。
8月4日・8月5日・8月6日・8月28日・9月21日・9月28日
このように複数の誕生花なので、ぜひ大切な方へのプレゼントにもご検討下さい。

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