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ピーマンにタバコガがついていても食べられる?そのほかの害虫や病気は?

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ピーマンにタバコガがついても、ついている部分を洗って食べる事はできます。しかしタバコガの被害が全体にわたっていて、果実全体が変色しているのであれば食べるのは諦めたほうが良いでしょう。

またピーマンがかかりやすい病気や害虫の被害はけっこう多くあります。それぞれに予防策を講じ、発生した場合の対処法を知っておくことでピーマンを上手に育てる事ができますよ!

今回の記事では、

  • ピーマンにタバコガついても食べられるのか
  • ピーマンに発生しやすい病害虫
  • ピーマンの上手な育て方

などを説明していきます。知らないとピーマンが病気になってしまうこともあるのでタバコガに悩まされている方はぜひ最後まで読んでみてください。

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ピーマンにタバコガがついていても食べられる?

  ピーマンにタバコガがついても洗ったら食べられます。

しかしピーマンが茶色くなってしまっているならその部分は切り取って食べてください。

ピーマンのヘタを切ったときに茶色い卵のようなものを見たことはありませんか?その卵があれば虫もどこかに見つかるはずなのですが、その虫が「タバコガ」という虫なのです。

タバコガは高温や乾燥が好きなので夏の時期に多くみられる傾向があります。タバコガの幼虫は最初葉っぱにいるのですが、葉っぱを食べて次は実の中に侵食していきます。そしてピーマンだと、種を食べるので下手が黄色くなっていたり、ヘタ周辺に穴が開いていたら、タバコガの仕業の確率が高いでしょう。

タバコガが発生していたら虫は殺処分して、洗って食べてOKですが、茶色く変色している部分は切り取って捨てましょう。

また、全体が変色していたり、大きな穴が開いている、ヘタの部分がしおれて変色しているほどまでの被害であれば残念ですが食べないで捨てたほうが良いです。

ピーマンのタバコガ発生の予防策

そもそもピーマンにタバコガを発生させないように予防することができます。

一番の予防策は「防虫ネット」です。

ピーマンに防虫ネットをしておくことで侵入をふせぐことができますし、他の害虫などの予防にもつながりますのでお勧めです。

次に、肥料は与えないこと、もしくは少量の肥料にしておきましょう。肥料により窒素が多いと、幼虫が育ちやすい環境になるためです。少しでも肥料を少なくして幼虫の好む環境は作らないようにしましょう。

ピーマンのタバコガ発生の対処法

タバコガを見つけたら手で処分します。しかし、ピーマンに穴が開いていたりするのであれば、中身のチェックも必要です。

中まで侵食しているのであれば、中の幼虫を退治します。そして周辺の果実にも影響しているかもしれないので、チェックしましょう。

全体的に薬剤で対処するのであれば、まだ幼虫が繁殖していない初めのころであれば効果があります。

薬剤を使うのはOKなのですが、ピーマンは口に入れるものなので安全に食べられるような薬剤にしておくことが大事です。

お勧めの薬剤は「STゼンターリ顆粒水和剤」というものです。

こちらの薬剤は天然成分でできていて、有機農産物栽培に幅広く使える殺虫剤なので安心して使えます。

タバコガだけじゃない!気を付けたい害虫とは?

 ピーマン栽培で気を付ける害虫はタバコガだけではありません。ピーマン栽培で気を付ける害虫全般は下記の8種類です。

  • アブラムシ
  • ハダニ
  • コナジラミ
  • アザミウマ
  • カメムシ
  • ケラ
  • ネキリムシ
  • ヨトウムシ
https://twitter.com/eiennouso0410/status/1277710174635999232

 

アブラムシ

体長:1~4㎜

被害:アブラムシは群れてピーマンを襲い養分を吸って成長を止め枯らします。アブラムシの排泄物で葉っぱを黒くする被害もあります。植物を全滅させるほどの威力をもっていますので注意しておきましょう。

予防法:酢が原料のものを散布しておく

対処法:数が少ない場合は手で駆除、多い場合は薬剤散布で対処します。おすすめはスミチオン乳剤で、家庭園芸の代表的な殺虫剤であり効果に即効性があります。

コナジラミ

体長:2.3㎜

被害:葉の裏に寄生して汁を吸うことで葉緑素を抜けさせ葉っぱを白くさせます。さらに排泄物によってすす病などの病気も発生させます。放っておくと植物全体を枯らすことになります。

予防法:酢が原料のものを散布しておく

対処法:少量ならセロハンテープでくっつけて駆除、大量なら全体に薬剤散布です。おすすめの薬剤は、「粘着くん液剤」で食品に使用されている加工でんぷんの1種なのでそ人畜への安全性はきわめて高い薬剤です。

ハダニ

体長:0.5㎜

被害:葉っぱに小さな斑点をつくり、葉の色を悪くし落葉させ枯れさせます。またハダニは繁殖力が強いので大量発生も考えられます。

予防法:酢が原料のものを散布しておく

対処法:葉の裏側まで勢いよく水をかけて洗い流します。すでに大量発生しているのであれば、薬剤散布で対処します。おすすめの薬剤は「ダニ太郎」でダニ専用に作られているものなので効果が高く持続性もあります。

アザミウマ

体長:1~2mm

被害:蕾が開くと花びらの隙間から入ってシミを作ります。そして色が変色し茶色くなると正常に花が咲かなくなって、次に変色がかさぶたになっていくことで実もならなくなってしまいます。

予防法:酢が原料のものを散布しておく

対処法:目に見える大きさなのでこまめに摘み取って処分していきましょう。大量発生の場合は薬物散布で「家庭園芸用GFオルトラン粒剤」がおすすめです。薬剤散布後に発生したり飛来した害虫にも優れた効果があるので、害虫防除薬にもなります。

ケラ

体長:3㎝(コオロギの仲間)

被害:苗の茎部が地際からかじられることで実がならなくなったり生育不良を起こします。

予防法:ケラは湿地などで多く発生するので、適度な排水性が確保しましょう。

対処法:基本的には薬剤散布で対応します。おすすめの薬剤は「家庭園芸用GFオルトラン水和剤」で葉や茎から吸収されて植物体内に広がって、広範囲の害虫に対して効果が持続する優れた浸透移行性殺虫剤なので効き目があります。

ネキリムシ

体長:2センチ前後

被害:夜間に地表へ出て主に地際の茎を食害していきます。そして食い切られるため被害植物は枯れてしまいます。

予防法:植物の茎を何かで囲ってしまうのが一番の予防なので筒で囲むなどの予防をしましょう。

対処法:昼は地中にいますので、数cm程度掘り返すと簡単に見つけることができます。見つけたらつまんで取り除くようにしましょう。

もし大量発生なら薬剤散布です。「ネキリベイト」をまいて退治します。そもそもネキリのための薬剤ですのえ効果てきめんで、土の中に潜むネキリムシを誘い出し、食べさせて退治します。

ヨトウムシ

体長:2.3㎝

被害:たちまち穴だらけに食い荒らすします。昼間は株元に潜み、夜間に食害するのですが、ピーマンの食用部分をすべて食べてしまうほどです。

予防法:ふ化直後の葉裏に群棲している時に防除するのがポイントで「家庭園芸用GFオルトラン粒剤」を撒いておくことで予防できます。

対処法:誘殺剤の「サンケイデナポン5%ベイト」を株元にまいておくことで退治できます。散粒容器入りなので、そのまま手を汚さず手軽に使用できる手軽な薬剤です。

病気になったピーマンは食べられる?気を付けたい病気の対策と対処法

ピーマンがかかる可能性がある病気は下記の6種類です。

  • 斑点病
  • うどんこ病
  • 黒枯病
  • 炭疽病
  • 灰色かび病
  • モザイク病

斑点病

症状:いびつな形の褐色の斑点ができ、円形になり、大きな斑点となっていきます。そして進行すると多くの病斑が上葉にも形成されるようになって枯れていきます。

対処法:病気になっている葉や茎と周囲の土などを除去しましょう。そして、1週間に2回ほど薬剤散布をしておきましょう。おすすめの薬剤は、アミスターオプティフロアブルで、作物に汚れが残りにくいフロアブルということと、他の病気にも効果があるという点がおすすめできる点です。

 

うどんこ病

症状:小さな白い点から始まって全体が白く粉をふいたような状態になるのでうどん粉病と言います。風通しの悪い場所や雨が少ない時に発生しやすく、広がりすぎると植物が死んでしまいます。

対処法:病原部分を取り除いてまん延を防ぐことです。 白い点が少ない場合患部を除去するだけでOKですが、地面に残さずすべて処分することで蔓延を防ぎます。

いちおう薬剤を使うなら、トリフミンがおすすめで現在市販されているうどんこ病予防治療薬では最も効果の高い専門薬と言われています。

黒枯病

症状:最初に褐色の小さな斑点ができ、形が変わり黒みを帯びてきてわっかのような病斑になってきます。葉が引きつってきて茎にも斑点ができてくると蔓延して果実にも斑点が生じてきます。

対処法:伝染源を残さないように被害茎葉を適切に処分しましょう。 そして排水を良好にして、日中の換気などで湿度を下げるようにしていきましょう。薬剤散布をするなら、ダコニール1000を活用することをお勧めします。残効性と耐雨性に優れ、汚れも少なく、予防薬としても活躍します。

炭疽病

症状:葉っぱが灰色っぽくなり病斑が出現して葉っぱが枯れていく病気です。

対処法:発病した葉などは除去して処分し、地面にも残さないようにしてください。 農薬を使う場合は黒枯病と同様にダコニール1000などが有効で、広範囲の病気に防除効果をあらわす総合で予防薬にもなります。

灰色かび病

症状:文字通りカビの病気で、花が咲いて実や花に灰色のカビが発生して茎や葉っぱも病斑が出ます。蔓延していくと最終的には植物を枯らします。

対処法:果実に発生が確認できたら、すぐに取り去り、ビニール袋にいれて処分しましょう。さらに念のため治療剤を使用して灰色かび病のまん延を防ぐことをしておくと安心です。おすすめの治療剤は、家庭園芸用カリグリーンで、と環境にやさしい炭酸水素カリウムが主成分なので安心して使えます。

モザイク病

症状:モザイク病はウイルス性で害虫から運ばれる病気えす。葉っぱの色が薄くなりモザイク状の濃淡が出てきます。蔓延すると全体を枯らしてしまいます。

対処法:モザイク病が発症した葉や茎、果実などの病原部分は除去して、ビニール袋に入れて処分しましょう。

株全体が病気になったときは根っこから抜き取ってしまうことがポイントで、感染した根を土に残さないことが大切です。モザイク病には適する薬剤がないのでしっかり除去することが重要です。

 

ピーマンの上手な育て方

ピーマンは気温が十分に上がってから植えるとうまく育ちます。

日当たりのが良い場所で、株元の枝葉が込み合ってきたら摘葉などをすることで常に風通しのよさも必要です。風通しが悪いと病害虫の被害にあいやすくなります。

苗植え

5〜6月上旬に苗植えをしましょう。ピーマンは温度が高いほうが育ちやすいので気温が安定したゴールデンウィーク頃に植えると良いと言われています。

ピーマンは高温が好みではありますが、乾燥と多湿には弱いので、水の与えすぎや葉の茂りすぎなどには注意しておきましょう。

水やり

乾燥と多湿には弱いので、水の与え過ぎに注意し、土の表面が乾いて水やりをするくらいにとどめておきましょう。

葉に水を与える必要はなく、株元に水やりをするようにしてください。

また水切れしすぎると乾燥し変形した実になってしまうこともあるので、夏場の水管理はこまめにしておきましょう。

肥料

ピーマンの肥料に関しては肥料切れを起こさないことが最も重要ポイントです。

実がつき始めたら化成肥料を軽く与えます。もし液体肥料にしたい場合は週に一度施してください。

2週間に1回で肥料を与えて、9月頃まで続けるのが良いでしょう。

肥料が足りないと実が少なくなったり、ならない場合があります。肥料のやりすぎでは実が少なくなることもあるので適宜与えるようにしましょう。

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