タバスコの賞味期限は基本的に未開封で5年、開封した時点で常温保存なら3ヶ月、冷蔵保存なら半年になります。
冷蔵庫保存は長持ちしますが、何度も冷蔵庫から出し入れしていると分離をおこしますので注意です。
基本的には常温で保存して、開封後3カ月以内に食べきるのが良いでしょう。
タバスコの賞味期限が切れて、分離する、変色する、味が変わるという現象が起きたらもう食べられないという目安にしてください。
今回の記事では、タバスコの賞味期限、賞味期限が切れた場合の対処法、タバスコの保存方法などを紹介しますので、料理や食べるときにタバスコをよく使う方は最後まで読んでいただいて安全に使用しましょう。
タバスコの賞味期限とは?
タバスコの賞味期限についてまとめてみました。
次の2つを知っておき、タバスコを良い状態で使用しましょう。
- 一般的な賞味期限、保存期限
- 賞味期限の表示方法
一般的な賞味期限、保存期限
未開封の場合、通常の赤色のタバスコの賞味期限は5年。
緑色のハラペーニョソースの場合は18ヶ月とされています。
もし開封するとその賞味期限は一気に短くなるので要注意!
開封後、常温保存した場合3カ月程度が限度になるでしょう。
開封後に状態良く長く保つためには冷蔵保存がオススメです。
冷蔵保存すれば半年程度は保存可能なので、冷蔵庫にスペースを確保しておきましょう。
ただし、冷蔵保存する時、頻繁に使用すると常温よりも状態が悪くなることもあります。
冷蔵庫から出す回数が多いとその分何度も温度差にさらされてしまうので、タバスコの変質や、結露による水分の添加が起こる事があるのです。
基本的には常温で保存して、開封後3カ月以内に食べきるのが良いでしょう。
賞味期限の表示方法
タバスコの賞味期限は実は箱に記載されています。
箱を廃棄してしまうと賞味期限が不明になるので要注意!
タバスコを買って、再びアントニオ猪木さんを偲ぶ。
ちなみにタバスコの賞味期限は箱に書いてあるので、すぐに箱を捨てるのは注意しましょう。 pic.twitter.com/qy2mj8FuvB
— カズ・ヤンセ 『OREN'S ~オーレンズ~』 (@KAZU_YANSE) October 30, 2022
タバスコはアメリカのマキルヘニー社が商標権を持つ製品なので、賞味期限表示も日本語で書かれていません。
タバスコの箱を見ると賞味期限らしき数字の羅列が2列あると思います。
結論から言うと次のように賞味期限が記されています。
- 上段:製造年月日
- 下段:賞味期限
lotと書かれているモノは製造年月日を示しているのでそれ以外が賞味期限です。
基本的にlotの5年後、またはハラペーニョソースの場合は18ヶ月後なのでそれで判断できます。
瓶のラベルにも数字がありますが、lotしか書かれていないので要注意。
わからなくなったらそれに5年または18カ月を足して算出してください。
タバスコの賞味期限が切れた場合の対処法
タバスコの賞味期限が切れた場合は、ある一定の期間までは食べる事が出来ます。
ただし賞味期限が切れた食品は自己責任で食べる事を前提にして下さい。
次の話を参考にしてもらえればと思います。
- 賞味期限と消費期限の違いとは?
- タバスコの賞味期限切れ後の食べられる目安
- もしタバスコを廃棄するときはどうするの?
賞味期限と消費期限の違いとは?
そもそも賞味期限と消費期限は定義が違います。
- 賞味期限
「おいしさなどの品質が保たれる期限」 - 消費期限
「安全に食べられる期限」
つまり消費期限と違い賞味期限はそれ自体が切れても、食品の安全に関しては必ずしもNGではないのです。
ちなみにタバスコは、唐辛子をお酢などに漬けた香辛料で発酵食品。
お酢や唐辛子といった腐りにくいものが入っている事から腐敗しにくく、長期保管でも人体に危険な食中毒を起こしにくいのです。
そのため賞味期限が設定はされていますが、消費期限は設定されておりません。
消費期限が設定されている食品は、それが過ぎると健康に害を及ぼす危険性もあるので要注意と覚えておきましょう!
タバスコの賞味期限切れ後の食べられる目安
タバスコの賞味期限が切れてから食べられなくなる目安はこちらです。
- 分離する
- 変色する
- 味が変わる
タバスコは劣化してくると成分の中の水分が分離して2層に分かれてしまいます。
基本的には安全上はあまり問題ありませんが、水っぽくなってしまいおいしくありません。
もし食べる場合は振ると一時的に混ざります。
タバスコが分離した。 pic.twitter.com/AJ6ER12u4E
— uranux_jp (@uranux_jp) January 9, 2014
また、味が変化したり変色している場合も食べるのをやめた方が良いでしょう。
食中毒を起こさないとしても、おいしくなくなっていることは間違いありません。
もしタバスコを廃棄するときはどうするの?
廃棄する際はタバスコの中身を新聞紙などに吸い込ませてから可燃ゴミに出しましょう。
流しにそのまま流すとその処理に多くの水を使い、環境破壊にも繋がってしまいます。
瓶はキレイに洗えれば資源ごみに出し、汚れが落ちないようであれば埋め立てゴミに出すのが良いでしょう。
瓶に関してはお住いの自治体のルールに従いゴミに出すようにしてください。
タバスコの保存方法
タバスコの保存方法をご紹介します
いくつかのパターンがあるのでご参考にして下さい。
- 開封前のタバスコ
- 開封後のタバスコ
開封前のタバスコ
基本的に開封前は冷暗所での常温保存をして下さい。
タバスコは開封さえしなければ常温で長期保存が可能です。
ただし、気温がとても高くなる場所や直射日光はNG!
品質が劣化してしまいます。
オススメ保管方法は、箱のまま戸棚などの中にスペースを作り保管する事。
棚の中は光も当たりにくいですし、さらに箱の中で保管する事で条件がよりよくなります。
夏場などに30℃以上になるような場所を避けて保管してください。
開封後のタバスコ
開封後は次の条件で保管場所が変化します。
- 頻繁に使う場合
- あまり使わない場合
頻繁に使う場合
頻繁に使う場合は、常温の冷暗所に保存しましょう。
その場合、開封後は3カ月をめどに食べきるようして下さい。
頻繁に使う場合は冷蔵庫に入れるとより劣化を早める事があります。
実は冷蔵庫での保存は開封後のタバスコには条件は良いのですが、常温に戻す行為があまりよくありません。
冷蔵⇔常温を行き来する事で、成分の劣化や結露による水分の侵入が起こる可能性があるのです。
あまり使わない場合
逆に、一度開封してからほとんど使う機会が無い場合には冷蔵庫の方がお得。
開封後に冷蔵庫に入れておけばタバスコは半年も持ちます。
常温保存の2倍持つので冷蔵保存の方が好条件なのです。
使用頻度が多いか少ないかで、開封後は保管場所を変えるようにしてください。
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