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柊が枯れる原因と対策とは?元気に育てるポイントと柊の特徴とは

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柊が枯れるのは原因として下記の4つが考えられるます

  • 日の当たりすぎ
  • 根腐れを起こしている
  • 害虫の影響
  • 病気の影響

柊は日当たりを好みますが、日が当たりすぎて土まで乾燥してしまうと枯れてしまうので適度に日光が当たる場所に置くことがポイントです。

日当たりが良いから水はたっぷり与えたくなるのですが、柊は水はけが良いのを好むので水のやりすぎはNGです。常に水気が多いと根腐れを起こして枯れてしまうので、水は基本的に与えない、与えるときはたっぷりと与える事をしましょう。

また柊は特に病害虫の影響を受けやすい植物と言われています。かかりやすい病気の対策や害虫の対策を詳しくまとめてみましたので是非チェックしてみてください!

今回の記事では、

  • 柊が枯れる原因と対策とは?
  • 柊を元気に育てるポイントとは
  • あらためて知りたい柊のこと

を紹介していきますので、柊を育ててみたい人、枯れるのを心配している方などは記事を読んで有力な情報をGETしてください。

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柊が枯れる原因と対策とは?

柊が枯れる原因は以下の3つが多いのです。

  • 日の当たりすぎ
  • 根腐れ
  • 病害虫

日の当たり過ぎ

柊は基本的に日光を好みます。

しかし日が当たりすぎることによって土壌が乾燥して育たなくなり、しまいに枯れてしまうことになります。

対処法としては、どうしても庭植えで日当たりが強いなら水やりを増やすか日よけを使うなどの工夫をしましょう。ただし水やりは次に紹介する根腐れに気を付けて与えてください。

根腐れ

乾燥とは逆に今度は水分が多すぎる点から根腐れを起こし枯らすことがあります。
柊はもともと水やりをしなくても良いほどの植物なので、決して水を与えすぎないでください。

併せて冬になると休眠しますので、水やりは控えておくことをお勧めします。

根腐れしそうな時の対処法は水やりを控え、比較的乾燥している場所に鉢を移すと良いでしょう。

病気

柊がかかりやすい病気は炭疽病と、褐斑病です。それぞれの病気の特徴と症状、対処法、防除法などを解説していきます。

炭疽病

炭疽病はカビが病原菌であり、葉っぱ、茎、花などどこにでもついてしまいます。

症状としては黒い斑点や中には大きな斑点の時もあります。

炭疽病にかかると菌がどんどん繁殖していき、見た目も元気がなくなり次第に腐り全体を枯らすことになります。

防除方法としては、ビニルハウス栽培が一番なのですが、なかなか難しいと思いますので、耐病性のある品種を導入することや、苦土石灰の活用、ハサミを使用する時には、消毒を行うなどをすること、風通し良く密植を避ける事などができる事として考えられます。

もし、炭疽病にかかってしまったら、まずは病原部分を除去することです。土の上などにも残さないように完全除去しましょう。

その後薬剤散布をしておくことでさらに安心です。

散布する薬剤のおすすめは「住友化学園芸 モスピラントップジンM 1000ml」です。

炭疽病に効果的でさまざまな植物にも使用することができる点です。

褐斑病

もうひとつ柊がかかりやすい病気として褐斑病があります。

褐斑病もカビが原因の病気で、症状としては、褐色の斑点が出現します。特に春から秋にかけての湿度が高い環境で出現しやすい病気となっています。

最初は小さな褐色の点ですが、だんだん褐色の楕円形になってどんどん繁殖していきます、主に葉っぱや茎などによく斑点が見られます。

繁殖がひどくなると斑点のある部分が破れてきて見た目が悪くなり、葉っぱが黄色くなってやがて落葉し枯れていきます。

防除法としては、植え付け時に株間をたっぷりとって風通しを良くすること、水をやりすぎないことで主に湿気を増やさないことが重要です。

もし病気にかかってしまったら、すぐに病状の部分を摘み取って薬剤散布をしましょう。

おすすめの薬剤は、フマキラーのカダンプラスDXです。

褐斑病に効果的で、野菜や果樹などあらゆる植物に使用できます。

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害虫

柊は他の植物と比較しても害虫が付きやすいと言われています。

付きやすい害虫の種類もかなり多くて、以下のようなものがあります。

  • イモムシ
  • テントウノミハムシ
  • カイガラムシ
  • ハモグリガ

イモムシやテントウミノハムシは、葉っぱを侵食します。

カイガラムシはすす病の原因に繋がったり、芽の栄養を吸ってしまうこともあります。

どれも放っておくと柊を弱らせ最終的に枯らしますので、害虫を見つけたら即取り除いて薬剤散布をしましょう。おすすめの薬剤は以下になります。

  • イモムシ、テントウノミハムシ:ベニカAスプレー

  • カイガラムシ、ハモグリガ:住友化学園芸カイガラムシエアゾール

ベニカAスプレーは葉っぱを侵食する害虫に効果的で、住友化学園芸カイガラムシエアゾールはカイガラムシに強い薬剤ですが、ハモグリガや他の害虫にも幅広い効果がある薬剤です。

柊を元気に育てるポイントとは

柊は基本的に強い樹木なので、病害虫や環境に気を付ければ育てやすい植物といえるでしょう。

環境というのは、乾燥に弱い点です。冬の風は特に影響するので気を付けておきましょう。

環境

日当たりを好みますが多少であれば日当たりが悪くても丈夫なので耐えられます。

問題は日当たりが良すぎたり乾燥しすぎる事に弱い点です。土壌が乾燥してしまうと育たなくなり枯れることもありますので、乾燥、日当たりのしすぎに注意です。

植え付け

植え付けする時期は花が咲き終わってた3~4月のタイミングか、冬に入る前の11月までの間がおすすめです。

鉢植えの場合と地植えの場合の植え付けをそれぞれ解説していきます。

準備物

  • 柊の苗木
  • 赤玉土、腐葉土
  • 肥料
  • 剪定バサミ
  • スコップ

鉢植えの場合はさらに大きな鉢と、鉢底石、鉢底ネット、移植ゴテを準備しましょう。

鉢植えの場合

  1. 赤玉土7:腐葉土3の土か園芸用の土を準備する
  2. 鉢に鉢底ネットを敷いて鉢底石を2.3㎝敷く
  3. 鉢に土を入れて、この時に一緒に元肥もいれておく
  4. 苗木の株元と用土の表面が揃うように植え付け
  5. 植え付けの後に鉢底から水が流れて出てくるほどの水を与える

地植えの場合

  1. 植え付ける予定の場所に、根鉢の大きさの2倍の穴を掘る
  2. 土にこの時点で元肥を混ぜておいて埋め戻す
  3. 苗木の根鉢をほぐす
  4. 堀った穴に埋める
  5. 根と土をなじませる
  6. 苗木の株元と地面の高さを揃える
  7. 植え付け後、水をたっぷり与える
  8. 苗木がぐらつくなら支柱を立てる

土壌

柊に適している土壌は、水はけがよくて湿り気もある程度あるものが良く、腐植質を含む土壌がおすすめです。

植え付ける時には腐葉土を混ぜ込んでおくことをおすすめします。鉢植えのケースでは、赤玉土7:腐葉土3の割合で配合した土を使いましょう。

水やり

柊の水やりのポイントは以下の通りです。

地植え:基本水やりなしで、乾燥時期、真夏には朝と夕方の2回たっぷり水を与えます。

鉢植え:土の表面が乾いている様子ならたっぷり水やりをしましょう。

肥料

肥料に関しては地植えでは必要なし、鉢植えでは春と秋の2回置き肥として緩効性の肥料を使うと良いでしょう。

剪定

柊の剪定は基本大げさにする必要はありません。形は整っているのではみ出た枝を切る程度でOK。

剪定の時期としては3~4月くらいで芽吹く前に行うことがポイントです。樹の形の乱れを感じるのであれば10月は成長が止まる時期なのでそのころに気になる枝を付け根より切り取ってしまいましょう。

あらためて知りたい柊のこと

柊とはどんな植物なのか改めてチェックしていきましょう。

  • 科名:モクセイ科
  • 原産地:日本、台湾
  • 開花期:11~12月
  • 花色:白
  • 植えつけ時期:4〜10月

柊の特徴として葉っぱに棘があること。棘のイメージがヒリヒリ傷むということで、「疼 ひいらぐ」ということからヒイラギという名前になったと言われています。

柊は神聖で邪気を払ってくれる厄除けの植物だということで庭に好んで植えられていました。節分に柊の枝にイワシの頭を刺すものを飾る風習が今も続いている地域もあるほどです。

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柊の原産地は日本で、日本各地で自生する常緑木です。

雌の株は白くて少し香る花が咲き、濃い紫の実をつけるのも特徴的です。若い木の時の葉っぱには棘がありますが、老木になると棘がなくなって楕円形のなめらかな葉となっていきます。

柊はよく季節の行事に用いられます。節分にはモクセイ科の柊、クリスマスはリースなどにモチノキ科のセイヨウヒイラギが使われているのです。

柊の花言葉は「家庭の幸せ」、「先見の明」や「用心深い」という意味があります。

前述したように柊は邪気を払う縁起の良い植物なのでよく庭に植えられることから家庭の幸せを守るという意味が花言葉となり、厄除け、幸福という意味も兼ね備えます。

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