石油ストーブは基本的につけたまま寝るのはNGです。
考えられるリスクとして、一酸化炭素中毒、酸欠、火事、やけどなどがあるためです。
特にお子さんがいる場合は火をつけての就寝は危険なので、下記の5つの方法で暖を取りましょう
- ガスストーブ
- 電気ストーブ
- ホットカーペット
- 湯たんぽ
- 電気毛布
我が家のスタイルはホットカーペットに湯たんぽ併用です。日中が暖かくても夜は冷え込みますので、準備していくと安心ですよ。
今回の記事では、
- 石油ストーブをつけたまま寝るのはNG?
- キャンプの夜にテント内で安全に暖を取る方法
- 寒い時のキャンプ泊はカラダの中からも温めよう!カラダの温まるキャンプレシピ3選
を紹介していきますので、キャンプの夜にきちんと暖が取れるようにしっかり勉強していきましょう!
石油ストーブをつけたまま寝るのはNG?
基本的に石油ストーブをつけたまま寝るのはNGです。
もちろん地域や家やストーブの種類などによって変わっては来ますが、基本的にはリスクがあるので避ける事をお勧めします。
NG、危険である理由として考えられるリスクは以下の通りです。
- 一酸化炭素中毒
- 火事
- やけど
- のどの乾燥
一酸化炭素中毒
夜寝ている間に石油ストーブをつけっぱなしにしておくことで一番のリスクが一酸化炭素中毒です。
一酸化炭素中毒は命の危険もあるので気を付けなければいけません。
昨今、冬の車で雪に排気口が塞がれて気づかない間の一酸化炭素中毒で亡くなる症例もかなり増えています。それほど一酸化炭素中毒はこわいものですし、寝ているので気づかない点もリスクです。
昼間でも石油ストーブを使用しているときには換気を推奨されているくらいですから、夜の長時間のつけっぱなしはやはり危険です。
火事
家事もつけっぱなしで起こる危険性が高いものです。
夜間につけっぱなしにしておくことで、気づかない間に火災を起こし、寝ているためその状態に気づかず煙に巻き込まれ意識を失ってしまうと言うケースもありますし、火災に気づくのがおそくて逃げ遅れて亡くなるケースもあります。
石油ストーブの近くに燃えやすい物、カーテンなどが近いと言う状況を作らないようにしましょう。
寝ている間なので、ずっと見ているわけでもなく、予想もしていない状況で燃えるものがかぶさってしまうこともあり得ますので、やはり夜間の寝ている間は消した方が無難でしょう。
やけど
稀ではありますが、症例があるのが寝ている間の石油ストーブやけどです。
むしろ起きている間なら注意を払っているのでストーブに近づくこともないですが、寝ていると無意識なので知らない間にストーブでやけどしてしまうということがゼロではありませんので気を付けましょう。
喉が乾燥する可能性
こちらは命やケガの危険性はないのですが、ストーブを付けたままで寝ることは、空気をかなりその間に乾燥させることになります。
乾燥するので火災が起きやすくなったりするのです。
空気が乾燥すると、風邪をひきやすくなったり、冬に流行するインフルエンザなどにもかかりやすいくらい喉が渇いてしまうのです。
健康留意のためにも石油ストーブをつけっぱなしにして寝るのはやはりおすすめできません。
キャンプの夜にテント内で安全に暖を取る方法
昨今キャンプが流行しています。
山などに行くことで普段生活している場所より気温が低いため、夜は秋でも冬のような寒さを感じます。
そのため寒い時期のキャンプは暖を取ることが必須ですが、石油ストーブは暖かくなるのが早く温度も高いので良いのですが、キャンプで使うとなると危険です。
前項に記載したリスクとして、テント内はせまく籠っているので空気も逃げづらく、一酸化炭素中毒の可能性が高まること、テントに火が燃え移る可能性などを考えても石油ストーブを使用するリスクは高いのです。
特に起きている間は見ているので問題はなくても、寝ている間に石油ストーブを付けっぱなしにしておくことで気づかない間に一酸化炭素中毒になっている例は少なくありません。
そのためキャンプで暖を取るなら石油ストーブ以外のものが良いでしょう。
キャンプで利用できるストーブの種類
キャンプで石油ストーブ以外のもので暖をとれるストーブを紹介します。
最近薪ストーブがかなり人気ですが、これはキャンプ上級者が使うもののようです。
ガスストーブ
気軽に使えるガスカートリッジ式のストーブも最近人気です。
どこでもガスカートリッジを手に入れられるのですぐ使いやすいと言う点がメリットです。
デメリットとしては、暖かさが弱めであることと、カートリッジの使える時間が短いので一泊するだけでも数本のカートリッジを持っていく必要があります。
電気ストーブ
ストーブの中でも安全なのが電気ストーブです。電気ストーブを利用するときにはキャンプ場の電源のあるサイトを使用するか、ポータブル電源の持ち込みが必要です。
家族が寝静まって、テントの中で一人こいつと対峙してる。軽井沢でのキャンプが寒すぎたので、電気ストーブとヒートテック毛布を買って挑んだ今回の山中湖キャンプ。暖を取るスキルが向上してる。 pic.twitter.com/Nzt5BzW3lt
— Bauer (@ba_291) November 3, 2020
もしポータブル電源を使う場合も、1000W以上の馬力がないと電気ストーブは稼働できないのもデメリットの一つです。
また、暖かくなるのにとても時間がかかります。
ストーブ以外での暖を取る方法
ストーブ以外でキャンプの時に暖を取る方法は以下のような方法があります。
- ホットカーペット
- 電気毛布
- 湯たんぽ
上記のようなものを使用することで、まず中毒や火災のリスクはなくなるので安心です。
我が家では冬場にリビングで使っているホットカーペットをキャンプでも使用しています。4月、5月や9月~は日中暖かくても夜は寒くなるので湯たんぽと併用すると暖かく眠れますよ。
現在キャンプが流行しているだけに暖をとるための工夫や暖を取る製品もかなり発売して共有されているので、ぜひ安全なものを使って楽しみましょう。
寒い時のキャンプ泊はカラダの中からも温めよう!カラダの温まるキャンプレシピ3選
キャンプで寒い時期の場合は、もちろん暖を取ることも必要です。
しかし体の中からあっためるのは食事で工夫ができます。
体が温まるレシピを3種類紹介してみましょう。
アヒージョ
バケットとアヒージョの組み合わせの相性は抜群で、おしゃれキャンプ飯の定番料理です。
材料
- むきエビ
- プチトマト(赤、黄)
- マッシュルーム
- アボカド
- パセリ
これらは自分の好きな量でOKです。
鷹の爪 2本
ニンニク 1片
オリーブオイル 150cc
塩 一つまみ
バゲット 適量
作り方
- アルミ容器に、オリーブオイル・みじん切りにしたニンニク・鷹の爪を入れて火をつけます。
- エビ、マッシュルーム、プチトマト、アボガドを好きな大きさにカットして煮込みます。
- 塩で味を調える
- パセリを散らす
キムチ鍋
キムチ鍋は暖かく、辛さでさらに体の芯から温まる優れものです。
冬場のキャンプにはもってこいのなべ料理です。
材料4人分
- 水 1000cc
- キムチ鍋の素 300㏄
- だし用昆布 1片
- 豚肉 300g
- 豆腐 1丁
- 白菜 1/4個
- エノキ 1/2株
- ネギ 1~2本
- ニラ 1/2束
- キムチ 好きなだけ
作り方
- 水とキムチ鍋の素とだし用の昆布をいれて、加熱
- 白菜を一口サイズに切って、鍋に入れて煮る。
- 豆腐を切って白菜が煮えたら鍋に入れる。
- エノキと豚肉を入れて火を通す。
- ネギとキムチを入れる
- ニラを乗せる。
トマト鍋
トマト鍋も体の芯から温まります。
それに子供もとても喜ぶ味で家族連れキャンプにお勧めです。
トマト鍋を食う。
うまそう!#トマト鍋 #夕食 pic.twitter.com/vB9po3p9hX— 岸本剛英@名古屋でイキイキ地区本部長 (@kishimonzzz) June 22, 2023
材料4人分
- トマト缶 1缶
- コンソメキューブ 3個
- 塩こしょう、砂糖、ケチャップ お好みで
- 鶏肉 350g
- ウインナー 4本
- キャベツ 1/2個
- タマネギ 1個
- ニンジン 1/2本
作り方
- 鍋にトマト缶を1缶あけ、入っていた缶の分水を入れる
- コンソメキューブを入れる
- キューブが溶けたら、塩こしょう、ケチャップで味を調える。
- 鶏肉を入れて煮込む。
- 火の通りにくい野菜から順番に煮込んでいく。
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