気づいたら浴槽についている茶色い斑点の原因は、「水道水に含まれるサビ成分」なのです。
水道管や、貯水槽の中のサビが水道水に含まれていて、成分が浴槽に沈着してしまい汚れとして斑点になるのです。
対処法としては、サビを分解する洗剤の使用、クレンザーで磨く、それでも無理なら最終手段、クリーニング業者に頼むことになるでしょう。
茶色い斑点に限らず、定期的に業者のクリーニングを受けるはオススメで、お値段は15,000円くらいと、高額ですが綺麗になりすっきりするので定期的に実施すると良いでしょう。
今回の記事では、
- 気づいたら浴槽についている茶色い斑点の原因と対処法とは
- 浴槽の茶色い斑点やほかの汚れを落とすのにおすすめなお風呂掃除グッズ
- 赤や黒い斑点の原因ときれいに落とす方法とは
- 浴槽の湯垢をつるっときれいに落とす方法
などを紹介していきますので、お風呂汚れの斑点が気になる方は最後まで読んでいただくと対処法がわかり綺麗なお風呂を保つことができますよ。
気づいたら浴槽についている茶色い斑点の原因と対処法とは
浴槽に気が付くとできている茶色い斑点の正体はズバリ「水道水に含まれるサビ成分」です。
水道管や、貯水槽の中のサビが水道水に含まれて運ばれてくるもので、この成分が浴槽に沈着してしまい汚れとして斑点になります。
この汚れはサビという事もあり、通常の洗剤を使ってもなかなか落とせないのが困った所!
そのため、いくつかの特殊な方法を使って落とす事になります。
それらをご紹介します。
- サビを分解する洗剤の使用
- クレンザーで磨く
- 最終手段、クリーニング業者に頼む
それぞれ紹介していきます。
サビを分解する洗剤の使用
サビに強い洗剤を使う事で意外と簡単に茶色い斑点を落とすことができます。
実は有効な洗剤は、お風呂場掃除用とは限りません。
次の洗剤がオススメです。
- トイレ用洗剤「サンポール」
- 衣類用漂白剤「ハイドロハイター」
トイレ用洗剤「サンポール」
茶色い斑点のサビの成分をサンポールの酸性で溶かして落とすことができます。
方法は、サンポールを茶色い斑点がある場所にスポンジなどで塗り広げ、10分放置します。
その後キッチン用の焦げ落としスポンジを使う事で擦ると、とても楽に落とすことができます。
ただし、ステンレス浴槽にはサンポールは使わないでください。
ステンレスが変色し、大変な事になってしまいます。
衣類用漂白剤「ハイドロハイター」
まず40℃くらいのお湯でハイドロハイターを溶いて、ペースト状にします。
それを茶色い斑点の上に塗りましょう。
10分程度放置したら、スポンジ等で擦ればキレイに斑点が落ちます。
サンポールやハイドロハイターでも落ちないサビ汚れの場合は、次に紹介するクレンザーで削り落としましょう。
クレンザーで磨く
クレンザーで研磨して落とす方法です。
基本的にクレンザーの説明書に書いてある通り、斑点の部分を擦ってキレイにしましょう。
この方法は、上記のサビとり洗剤を使用して残ってしまった場合にのみ使う事をオススメします。
クレンザーは研磨剤なので、多少なりとも浴槽に細かい傷がつきます。
使う時は、洗剤で落としてそれでも残った少量の場所に使うようにする方が良いでしょう。
擦りすぎて、浴槽に傷がつかないように気を付けましょう。
最終手段、クリーニング業者に頼む
ご自身で茶色い斑点を落とすことができない場合や、お時間が取れない方は、お風呂場のクリーニング業者に依頼するのも一つの手です。
私も浴室クリーニングをしてもらった事がありましたが、浴槽だけでなく浴室内すべての掃除をしてくれて、新品同様の浴室になりました。
茶色い斑点に限らず、定期的に業者のクリーニングを受けるはオススメです。
ちなみに、私が以前依頼したのは次のサービスでした。
掃除本舗:風呂・浴室クリーニング
お値段は15,000円くらいと、高額でしたが、とても満足しています。
個人的には5年に1度はやった方がいいなと実感しました。
浴槽の茶色い斑点やほかの汚れを落とすのにおすすめなお風呂掃除グッズ
お風呂場の大掛かりなお掃除をするときに、用意した方が良いグッズをまとめてみました。
- ゴム手袋
- 歯ブラシ・スポンジ
- 各種洗剤
- 台所用塩素系漂白剤&ラップ
- クイックルワイパー&キッチンペーパー
- クエン酸・重曹
それぞれ紹介していきます。
ゴム手袋
お風呂場の大掃除には多くの洗剤を使います。
その中には、強力な酸性やアルカリ性を持つものもあり、素手で扱うと手荒れをしてしまう事も…。
必ずゴム手袋を用意するようにしましょう。
歯ブラシ・スポンジ
洗剤を使った浴槽掃除に必須になります。
スポンジは浴槽掃除全域に使えますが、細かい部分の掃除の為に使わなくなった歯ブラシを用意するといいでしょう。
スポンジ、歯ブラシを用いて次に紹介する洗剤を使用してゆきましょう。
各種洗剤
必要になる洗剤としてオススメはこちら♪
- バスマジックリン
- レック 茂木和哉 おふろのなまはげ
バスマジックリン
まずは全体的にお風呂場用の洗剤で掃除をしましょう。
バスマジックリンは定番ですが、普段使いにもおススメで、低価格で量もある程度多く入っているのが庶民の味方です。
色々な香りのモノがありますが、どれでも構いません。
これは、通常のお風呂掃除にとても便利な洗剤なので常備しておくと良いでしょう。
レック 茂木和哉 おふろのなまはげ
強力な汚れ落としとしてオススメなのがこちら!
石鹸カスに強く、吹きかけてから放置して流すだけでピカピカになる優れモノです。
個人的には普段使いにバスマジックリンを使い、定期的に茂木和哉でリフレッシュさせると長くお風呂の清潔さが保たれると思います。
水栓周りや、小物置きなどの細かい掃除に大活躍です。
これらの洗剤で落ち切らない汚れを、これからご紹介するグッズで落としてゆくことになります。
台所用塩素系漂白剤&ラップ
台所用の塩素系漂白剤は、お風呂の黒カビ汚れに効果的です。
洗剤でも落とせないモノに関しては、塩素系漂白剤を水で薄めるか、原液で塗り、その後30分くらいしてから磨くと落ちる事が多いです。
ゴムパッキン等についてしまった黒カビ汚れは、水で薄めた塩素系漂白剤を汚れに塗り、そのままラップをして密封させてから、一晩放置するとほとんどの場合落ちます。
クイックルワイパー&キッチンペーパー
クイックルワイパーの柄の部分にキッチンペーパーを付ける事でお風呂場の壁面や天井までお掃除ができます。
先ほどご紹介した塩素系漂白剤を水に薄めたものをキッチンペーパーに湿らせて、クイックルワイパーで壁面や天井を拭けば、カビを落とす事もできるのでオススメです。
天井や壁面を拭いたり、洗い流すときは、目や体に洗剤や漂白剤がかからないように気を付けて作業してください。
クエン酸・重曹
クエン酸と重曹は安価に手に入る浴室掃除の強い味方です。
それぞれ、こんな性質があります。
クエン酸
酸性
落とせる汚れ:水垢
重曹
アルカリ性
落とせる汚れ:皮脂汚れ・石鹸カス・赤カビ・湯垢
使い方はどちらも共通でこんな感じです。
- 直接振りかける
- 薄めたものをスプレー(ぬるま湯100ml大して小さじ1)
- 浴槽に水を張って漬け置き(200g程度)
身体にも優しい成分なので、自然派の方にオススメなグッズです。
赤や黒い斑点の原因ときれいに落とす方法とは
浴室には赤や黒の斑点も現れます。
それらの原因と対処法はこちらです。
赤い斑点
- 水道などに含まれるサビ
- カビ
赤い斑点の場合、茶色い斑点と同様にサビ成分の可能性があります。
その場合は茶色い斑点と同じ方法で対処可能です。
それ以外の赤い斑点の原因は、カビによる汚れです。
これはお風呂場でよく見かける赤いカビ汚れで、比較的簡単に擦ると落ちます。
この場合は、浴室用の洗剤を使って擦る事でキレイになります。
黒い斑点
黒い斑点はズバリ、黒カビが原因です。
この場合も、浴室用の洗剤で洗う事で落とせることが多いでしょう。
しかし、黒カビの場合はカビが根を張っていると落ちない事もあります。
その場合は、先ほどご紹介した塩素系漂白剤を使うのがオススメ。
カビを殺菌し、根まで漂白してくれるのでほとんどの場合漂白剤を使った方法で解決するでしょう。
浴槽の湯垢をつるっときれいに落とす方法
浴槽の湯垢は実は水垢よりも厄介です。
水垢は、水の中のカルシウムやマグネシウムが析出したモノですが、湯垢はさらにそれに石鹸カスや皮脂がこびり付いて結合したモノ。
水垢はアルカリ性の性質なのに対して、湯垢は酸性の性質をしています。
そのため、対処方法としてはアルカリ性の薬剤を使うと、とても楽に落とすことができるのです。
オススメ方法は「重曹」を使う方法。
浴槽に200gの重曹を入れて、それを浴槽にお湯をはって溶かしてください。
そのまま1時間ほど放置して流せば、つるっとキレイに湯垢を落とすことができます。
頑固な湯垢の場合は、入れる重曹の量を倍の400gにしてみて下さい。
それでもダメな場合は、浴槽に重曹をペースト状にしてから直接塗ってから1時間くらい放置して流してみましょう。
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