みかんの適切な賞味期限はご存知でしょうか?
この記事では、みかんをどのように保存するかによって異なる賞味期限について、【常温】、【冷蔵】、【冷凍】という保管方法ごとに解説いたします。
また、みかんが腐敗した際の見分け方や、長持ちさせる保存のコツについてもご紹介しますので、保存方法を見直したい方はぜひこの機会に役立ててください。
みかんの保管方法別の賞味期限
スーパーマーケットなどで一括で売られているみかんは、時には劣化する可能性もありますので、持ち時間を知っておくとよいでしょう。ここで、みかんがどのくらい日持ちするのか、保管方法【室温/冷蔵庫/冷凍庫】別に見ていきましょう。
- 室温での保管:約1週間から2週間
- 冷蔵での保管:大体1ヶ月程度
- 冷凍での保管:1ヶ月から2ヶ月
みかんの保管状況や品質に応じて、寿命が変わることがあります。適切な方法で冷凍しておけば、最大2ヶ月ほど保存可能です。賞味期限が差し迫ってきたみかんをいただく際には、腐敗していないかが気になるものです。食べられる状態のみかんには以下のような特徴が見られます。
- 外側に白い粉状のものが見られる
- 表面に黒っぽい点がある
みかんに見られる白い粉は炭酸カルシウムで、ミネラル補強の目的で使われることがあります。白カビはこの粉よりも質感が軽く、外皮が柔らかくなっていて、緑色のカビが生えやすいのが特徴です。一方、黒い点はカンキツ黒点病という病気で、これはカビではなく菌の一種です。カンキツ黒点病によって人体に害はないので、見かけたとしても安心して食べることができます。
みかんが腐敗するとどう変わる?
みかんは柔らかく水分も豊富なため、外傷や腐敗に対して非常に弱い果物です。腐った際にはみかんに特有の変化がみられます。ここではその具体的な特徴をお伝えします。
- 緑色への変色が目立つようになる
- 外皮が柔らかく状態が悪化する
- 白いカビが点々と生じている
- カビ特有の不快なにおいがする
- 酸っぱさが増し、嫌な臭いも伴う
- 味が酸っぱさや苦味を含むように変わる
みかんの賞味期限後は、徐々に外見にも明らかな変わり目が現われるようになります。表面にカビを思わせる白い粉が見えたり、緑色へ変色したりすることもあります。
また、みかんの皮が湿気を帯びてベタつくようになると、それは腐敗が進んでいるサイン。これらの症状が見られた際には、食べることなく適切に処分しましょう。
みかんの常温保管方法
もしも冷蔵庫に収納スペースが足りないとき、大量にあるみかんは、適切に段ボール箱に保管することを検討しましょう。以下にその手順をご紹介します。
- まず、すべてのみかんが傷みが無いことをチェックします。
- 続いて段ボール箱の底部に新聞紙をしきつめます。
- みかんをヘタが下を向くように並べ、箱に詰め込みます。
- 最後に上から新聞紙をかけて保管します。
重要な点として、もし傷んだみかんが混じっている場合、他の健康なみかんにカビが広がるリスクがあるため注意が必要です。また、新聞紙を使う理由は、みかんの乾燥を未然に防ぐことにあります。これにより、長持ちさせることが可能になります。
理想的には、みかんを常温で保存する際の温度は5℃から15℃が適切とされています。そのため、気温が高い季節には、冷蔵または冷凍での保存を推奨します。
【冷蔵】みかんの保管方法について
特に暖かい季節には、みかんを室温で保管するよりも冷蔵庫を利用することを推奨いたします。みかんの適切な冷蔵保管手順をご紹介します。
- 一つ一つのみかんをキッチンペーパーや新聞紙で個別に包むこと。
- みかんの茎が下を向くようにして、それらをビニール袋に収める。
- みかんを冷蔵庫の野菜保存室に置いて保管する。
冷蔵庫でみかんを長持ちさせるためには、キッチンペーパーや新聞紙で包むことが重要です。これによって、適切な湿度を保ちつつ、乾燥を防ぐことができます。
みかんの冷凍保存テクニック
新鮮なみかんを長持ちさせるには冷凍が効果的です。以下のステップを参考にしてください。
- まずはみかんに傷がないかを丁寧にチェックします。
- 次にみかんの皮をきれいな水で丹念に洗浄します。
- 洗った後はみかんの水分をしっかりと拭き取ります。
- 金属製のトレーにみかんを並べ、急速に冷凍させます。
- みかんが凍ったら一旦水に通して、再度冷凍します。
- 2度目の凍結が完了したら、ヘタ部分を下にして密封できる保存袋に入れ、冷凍庫で保管します。
冷凍する前のみかんの傷みチェックは必須です。途中で水にくぐらせることで、みかんの表面に保護する氷の層をつくり、乾燥を防ぎます。空気が入らないように保存袋でしっかりと封をして冷凍しましょう。
みかん好きがおすすめする、美味しいみかんベスト5
私もミカンが大好きで、シーズンになると何箱も買って食べているのですが、その中でもおすすめのモノをご紹介します!
- 温州みかん
- 伊予間
- デコポン(不知火)
- 甘平(かんぺい)
- メロゴールド(スウィーティ)
温州みかん
私たちが普段「みかん」として知っている一般的な果物は、実際には温州みかんです。このみかんの特徴は、皮が剥きやすく食べやすいことで知られています。これらは、特に和歌山県、愛媛県、静岡県などでよく栽培されています。
ハウスで育てられているものは「ハウスみかん」、外で育てられているものは「外なりみかん」などと呼ばれたりもします。
この種類のみかんは、収穫時期や栽培方法に応じて多くの品種があります。一般的な最適な収穫時期は冬ですが、温室で栽培されたオレンジは春から夏にかけてが旬です。
時期の初めは緑っぽいものが流通され、12月頃になるとオレンジ色のおなじみのみかんとして販売されます。
サイズが小さいものの方が味が濃くて酸味があり、大きいものの方が大味になる傾向です。私はSサイズで少し酸味があるほうが好みです♪
伊予間
伊予間は最初に山口県で見つかり、後に愛媛県(旧伊予国)で広く栽培されるようになったことにちなんで名付けられました。
この果物は皮が少し厚いですが、手で剥きやすく、ジューシーさと甘さ、さわやかな酸味が特徴です。通常は12月の下旬に市場に登場し、1月から3月にかけてが最も美味しい時期とされています。
実の大きさは温州みかんよりも大きく1つでも食べ応えがありますよ!
デコポン(不知火)
「不知火」という名の柑橘は、清見とぽんかんを交配して作られた品種です。この果物は、凹凸のある外皮と茎の部分の突起が特徴的です。皮は手で剥きやすく、非常に甘くジューシーな味わいがあります。熊本県や愛媛県がこの柑橘の主な産地で、2月から4月の間に多く市場に出回ります。
この品種は通常「デコポン」としても知られていますが、「デコポン」という名前は熊本県の果実農業協同組合連合会によって登録された商標です。この名で市場に出すためには、特定の基準を満たす必要があります。
私はシーズンになると10KGの箱を2回も買うほど大好きです。(半分以上、子供たちに食べられますが…)ちなみにこちらのサイトのキズキズ君という商品がコスパも良く毎年美味しいのでおすすめです。
愛媛県産 デコポン(デコすけ) キズあり 10kg(Yahooショッピング)
甘平(かんぺい)
「甘平」とは、2007年に品種登録された、愛媛県独自の柑橘品種です。この品種は大きく扁平な形が特徴で、高級な柑橘の中でもユニークな存在として、有名な「せとか」と同等の評価を受けています。この柑橘は、みかんのように手で簡単に皮が剥ける点が特徴で、「せとか」とは異なります。
「甘平」は、独特の「シャキシャキ」とした食感が新鮮です。外皮は非常に薄く、隙間なく詰まった果肉が特徴です。また、果実の袋も非常に薄く、食べても違和感がありません。しっかりとした果肉が口の中で爆発するような感覚を提供します。
最近スーパーでも高級みかんとして見かけるようになりましたが、たくさん食べたいならやはりネットショップで買うのが一番です!
デコポンと同じサイトですが、私はコチラのサイトで初めて甘平を見つけて食べたところこのミカンの虜になりました。私の一番のおすすめみかんになります!
愛媛県産 甘平 (かんぺい) キズあり 10kg(Yahooショッピング)
メロゴールド(スウィーティ)
スウィーティーは、カリフォルニア発祥の果物で、「グレープフルーツ」と文旦の一種「ポメロ」の交配から生まれました。この品種には、「メロゴールド」という姉妹品種も存在します。
この果物の栽培は、主にカリフォルニアとイスラエルで行われています。イスラエル産のスウィーティーは表皮が緑色をしており、一方でカリフォルニア産のオロブロンコは黄色い表皮をしています。どちらも同じ品種ですが、通常は商品名が異なり、それぞれ別の名前で輸出されています。
味の特徴としては、スウィーティーとオロブロンコは、グレープフルーツに比べて苦味が少なく、酸味も控えめで、顕著な甘さがあります。特に完熟したものは、その甘さがさらに強くなり、人気を集めています。
コチラはわりとスーパーでも手に入りやすいですが、ネットショップだと少しお徳に購入できますのでたくさん食べたい場合はやはりネットショップで購入するようにしましょう。
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