昼食を果物のみにするのは結論を先に言うとNGです。
理由としては、腹持ちが悪い、おなかが冷える、便が緩くなる、エネルギーがわかず疲れやすい、極端に痩せるのでリバウンドするということからです。
ダイエット目的で昼食をフルーツのみにするのであれば、その瞬時の減量の結果は得られるでしょう。しかし食事に戻せばすぐにリバウンドしてしまいます。
しかし本来果物は健康にも美容にもとても良い食品ですので食事に取り入れるのは多いに大切なことです。取り入れ方として食事と置き換えするのではなく、食事の前後や間食で取り入れていくことがおすすめです。
今回の記事では、
- 昼食を果物のみってNGなの?
- ダイエットや健康的な食事のとり方とは?
- ダイエットするときに考えたいカロリーのこと
などを紹介していきますので、果物を効果的に食事に取り入れてきれいな肌、健康的なダイエットを目指しましょう!
昼食を果物のみってNGなの?
昼食に果物のみはNGです。その理由は以下の通りです。
- 腹持ちが悪い
- おなかが冷える
- 便が緩くなる
- エネルギーがわかず疲れやすい
- 極端に痩せるのでリバウンドする
腹持ちが悪い
果物は満腹感を感じる事はできますが、1.2時間経過するとすぐにおなかが減ります。
なぜなら果物はほとんどが水分だからです。
そうなると昼に果物だけを食べる事で夜まで持たないで結局間食したり、夜の暴飲暴食に繋がってしまう恐れもあります。
おなかが冷える
果物は食べすぎるとおなかを冷やします。
逆に体を冷やしたいときには果物はもってこいの効果です。
特に凍らせてあるということがないの食べる分に冷えた感じがしないのですが、おなかの中は確実に冷えています。
食事をしないで果物だけだと冷やしているだけなので、健康にも良くないでしょう。
便が緩くなる
果物はほとんどが水分でできています。さらに良い意味でも食物繊維が多く含まれています。
しかし果物だけ食べるとなると大げさにいうと食物繊維だけを取り入れていること、同時に水分も取り入れているので確実に便がゆるくなります。
便秘の時に果物は有効ですが、適量摂取が効果的なのです。
エネルギーがわかず疲れやすい
そもそも一食を果物だけにすることで栄養が偏ります。
エネルギーになるたんぱく質など摂取できてないので、午後からのやる気もわいてこないし体力も減少し、疲れやすいからだになってしまいます。
ちょっとした栄養失調になるということですね。
極端に痩せるのでリバウンドする
これは果物だから!ということだけに限らずですが、今まで普通に食事をしていたのであればやはり果物だけにすることで痩せます。
しかし痩せるのは短期的であって、食事をもとに戻せばたちまち体重は戻ります。
一時的な効果は生みますがリバウンドもかなり早いでしょう。
フルーツを1日に食べる目安の量とタイミング
フルーツを摂取することがダメなのではなく、「フルーツだけ」の食事にすることがNGであり、フルーツを食べる習慣はあったほうが確実に良いです。
とかく日本人はフルーツ摂取量が少ないと言われています。
農林水産省は、一日のフルーツ摂取量の目標値を200gとしていますが、
毎日フルーツを食べていますか?— 名無し (@_average_of) January 10, 2023
習慣づけとしては、一日200g~300gのフルーツを摂取することで、美肌効果にも健康にも良い影響がでるでしょう。
そして食べるタイミングとしては、食前か食間がおすすめで、栄養素をしっかり吸収できるからなのです。
食後のほうが食べやすいイメージはありますが、食前か食間に取り入れる事を考えていきましょう。
ダイエットや健康的な食事のとり方とは?
基本的に果物はビタミン、食物繊維がたくさん含まれているため、ダイエットにも美肌作りにもおすすめの食品です。
しかし、果物は「糖質」が多いという点を気を付けなければいけません。
果物をダイエットで取り入れるのであれば、タイミングや種類、食べ方などに工夫をすることをお勧めします。
果物を食べるタイミングのおすすめ
果物を食べるタイミングは「朝」がいちばんおすすめです。
朝に糖分をとることで脳が活発に活動し始めて寝ている間に失った糖分を補ってくれます。
たっぷり朝に果物をとるのであれば、ごはんやパンなどの炭水化物をなくします。しかし果物だけではエネルギーが足りないので、おかずやサラダは食べるようにしましょう。
果物を食べる量のおすすめ
果物は一日200~300gまでにしておきましょう。
前述もしましたが、果物は健康によいのですが、食べ過ぎる事でおなかを冷やしたり便を緩くしたりすることもあります。
さらに果物も食べすぎる事でカロリーは少なくても糖分の過剰摂取になります。
ちょうどよい摂取量が200~300gであることを念頭に置いておきましょう。
そしてやりがちなのが果物のジュースを飲むこと。これは果物のほかに添加物を含め砂糖やブドウ糖などたくさんのものが含まれます。
果物を体に取り入れたいと思っているならくだものそのものを食べることがおすすめです。
果物のおすすめの食べ方
果物って「固い」ということがそうそうないので、「噛む」ことをおろそかにしがちなのですが、ダイエットとして果物を取り入れているなら「しっかり噛む」ことを意識してください。
果物は腹持ちが良くないと言われますが、しっかり噛むことで満腹中枢を刺激してくれるのでしっかり食べたという気持ちを味わえます。
それによく噛むことで消化にも良いですからね!
ダイエットするときに考えたいカロリーのこと
ダイエットをするというとすぐに思いつくのが「カロリー制限」です。
しかしカロリーは低ければよいということではなく、一日に必要なカロリーは最低限摂取し、カロリーをとりすぎないということがポイントになってくるのです。
まず、成人以上で一日に必要な摂取カロリーの基準があります。
男性で2,000kcal~2,400kcal、女性で1,400kcal~2,000kcalです。
ダイエットと言えども、この基準数値のカロリーは摂取しておかないと、代謝が下がりむしろ痩せづらい体質になるのです。
ちなみにダイエットで少しカロリーを減らしたいというなら、多くても基準のマイナス1,000キロカロリー内に抑えてください。
ダイエットの時には「カロリー」よりも「糖質」に目を向けることが効率的ですよ!
コメント